2021年4月1日
私の向かいのベッドのおばあちゃんは、小さくて可愛いおばあちゃんです。
おばあちゃんは回復力が凄まじいのか、我慢強いのか、看護師さんに手伝ってもらうことに遠慮があるのかわかりませんが、とにかく何でも自分でしたいみたいです。
でも、いつも点滴が繋がっていることを忘れて歩こうとして、点滴が絡まります。
おばあちゃんに、
『もっと看護師さんに頼ってもいいと思うよ』
って言ったんですが、点滴を引っ張りながら、自分の食事を取りに行こうとしていました。
さすがに看護師さんが、おばあちゃんを連れて帰ってきて、食事も運んでいました。
そしておばあちゃんは、看護師さんがすぐに駆け付けられるように、詰所の近くの部屋に変わってしまいました。
そして、
『Sさん、もちこさん、スーパーおばあちゃんやったね。凄いよね~。』
と看護師さんが言っていました。
いやぁ、看護師さんの言う通り。
私も見習わないと。
"気持ち"が凄いですよ。
おばあちゃんの行動って『生きている』って感じがします。
おばあちゃんから元気をもらった気がします。
ありがとうおばあちゃん。
次回、『退院が決まる、Sさんの気持ち』