2021年3月25日


いよいよ手術当日。手術は13時ぐらいに開始だそうです。朝の6時ぐらいから点滴が始まりました。歯科診察、胸に注射してリンパの位置を特定する検査をしました。


その後麻酔科の先生と呼吸器科の先生が、わざわざ来てくださって、

『もちこさん、喘息がある方は気管挿管されることが不安になるかもしれませんが大丈夫です。私達2人とも立ち会いますからね~ウインク

と言ってくれました。


めちゃくちゃ心強いですね。

更に、ずいぶん前に一度だけ登場した看護師のHさんが来てくださって、

『私も乳がんで右を全摘したから一緒ですよ~。これから何でも言って下さいね。力になれるといいなと思っておねがい

と言ってくれました。


こんなに心強いことって無いですよ。

看護師さんに乳がんサバイバーの先輩がいるだなんて。この病院で手術してもらえて本当に良かったなと思いました。


こうして手術前に、声を掛けてもらえると不安な気持ちも無くなりますよね。本当に嬉しかったです。


手術は

『腕から少し麻酔いれますね~。』

と聞こえてから、次目が覚めた時には終わっていて、母とポチくんがいて、

『リンパには転移してなかったよ』

と教えてくれました。

コロナ渦でも、こんな時ぐらいは会えるのかと思いました。


術後は、とにかく喉がカラカラで、痰が絡むし、何故か鎖骨の辺りが痛くて痛くてキツかったです。

2時間後に尿道カテーテルを抜きに男性看護師さんが来て、

『もちこさん、立てそうですか?歩けますか?ちょっとやってみましょうニコニコ

って言われて立ってみたら結構平気でした。

『もちこさん、大丈夫ですね。このままお待ち下さいね。すぐにカテーテル抜きますねー。』

といって、手術するときの服をはだけたままオムツも丸見えの状況で放置されました。


しかし、待てど暮らせど来ないんですよ、例の男性看護師さん。


私いつまでこの状況?

しかも、頻繁に傷や体調を見に来てくれた女性の看護師さんが良かったなぁー。

よりによって、カテーテル抜くのが男性看護師って...。

恥ずかしい。しかも放置プレイ。


結局、女性看護師さんが傷を見に来てくれて、『もちこさん、いつからこのまなん!?かわいそうにぃームキー。カテーテルすぐ抜くわなぁ!!


と言ってサッさと抜いてくれました。


忘れられてたんですね笑い泣き


ナースコール押せばいいんでしょうけど、どのタイミングで押せばいいのかわからないんですよね。


てことで、ようやくカテーテルが抜けて自力でトイレに行けるようになりました。

水分採っていいよーって言ってもらった時は、涙が出るほど嬉しかったです。


次回『手術翌日、現実を知る』です。