ごきげんよう
今回は初音ミクの「クレヨン」の歌詞を載せたいな~と思います。
クレヨン 初音ミク bibuko
閉ざされたドアに錆付いた南京錠
痩せこけた胸の奥に響く鼓動は微か
煤けた壁にもたれて泣き叫び喚いても
届きはしない僕のこの声を
壊れた心を 奪われた権利を
消された存在を 伝えてよ
おねがい
出して 出して 出して ここから出して
もう二度としないから
これからはいい子にしてるから
どうか許して
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
真っ暗な場所に独りぼっちは怖い怖い
怖いの
薄れてく意識の狭間に浮かぶ色
ポケットの中で折れて砕けたクレヨン
途切れ途切れの呼吸に混じる嗚咽が空気を枯らして
僕の残り時間を削り取ってゆく
間違ってるんだ きっと夢でも見てるんだ
狂い掛けた脳が嘘を吐く
何も見えない
暗い 暗い 暗い部屋の向こうで
掻き散らす漆喰 掌に滴り落ちる赤
誰か助けて お願いです
まだ生きていたいんです
届かぬ悲鳴は傷だらけの壁に吸い込まれて
消える
ねぇ 誰か僕を探して
百数える間に
ねぇ 早く僕を見つけて
目印は赤いクレヨン
冷たい床に転がって泣いている
まるで擦り切れた人形みたいに
瞼閉じても開けても同じ色しか
映らない瞳を誰か壊して
痣だらけの腕が 足が 首が 胸が痛いよ
片生りの身体が 音を立て崩れ果ててゆく
僕はなぜ、どうして、こんな場所で倒れているの?
四畳半の澱みは白い壁の奥に永久(とわ)に閉ざされて
おねがい
出して 出して 出して ここから出して
もう二度としないから
これからはいい子にしてるから
どうか許して
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
真っ暗な場所に独りぼっちは怖い怖い
怖いの
ご本家は「赤いクレヨン」という都市伝説が元になってます。
一応載せときます。
ある夫婦が、かねてより夢であった一軒家を購入した。
中古物件ではあったが、ほとんど新築同然で、しかも破格値であったため、
一も二もなく手に入れたものだった。
ある日、廊下に落ちている赤いクレヨンを見つける。
夫婦には子供はなく、家に誰かが入って来た形跡もない。
その時は気に留めなかったが、同様の怪異が次々と起こるに至り、
夫婦はこの家について調べ始める。
その結果、この家には、もうひとつ部屋があってしかるべき空間があることが判明する。
意を決した夫婦は、その「隠された部屋」周辺の壁紙を剥がす。
するとそこには、釘打ちされた扉があった。恐る恐るその扉を開けると、何も無い部屋が。
しかし、その部屋の壁一面は、びっしりと赤い文字で埋め尽されていた。
おかあさんごめんなさい!ここから出して!おかあさんごめんなさい!ここから出して!
おかあさんごめんなさい!ここから出して!おかあさんごめんなさい!ここから出して!
おかあさんごめんなさい!ここから出して!おかあさんごめんなさい!ここから出して!…
わお、こわい。