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The Sun Also Rises

陽がまた昇るその日まで氷室京介を綴ります。

平成最期の紅白はとても素晴らしかった。
中でも圧巻だったのがラストのサザンと松任谷由実だ。
この2ショットをテレビで見れることの奇跡、そして若手からベテランまで世代やジャンルの垣根を超えて盛り上がるシーンに、音楽が持つ力の強さを感じ心が震えた。


と同時に、自分の心の奥底には深い悲しみが満ちていった。
拳を突き上げ、氷室と熱い瞬間を共有した大晦日、我々はもうあの場所に帰ることはできない。
音楽の素晴らしさを知れば知るほど、私の心は虚しくなる。


氷室のリタイヤを責めることはできない。
しかし氷室を失った心の隙間は、何年経っても決して埋まることはない。
この先ずっと、大晦日に私は氷室を想う。
氷室と過ごした、真夏のように熱い大晦日を。