BLEACH二次創作小説 No.3 『雪花 side B to A』 登場人物:冬獅郎、乱菊、(ギン) CP:ギン←乱
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ふと乱菊は温かい空気を感じた。
雪を受け止めすぎた身体は芯まで冷えていた。
温かい空気を求めて、乱菊はふらふらと歩き出した。
そしてその歩みは、ある部屋の前で停止した。
この部屋に来ようと意識してきたわけではない。
だが。
「誰だ?」
という僅かにかすれた声が部屋の中から聞こえてきた途端に、どうしたらいいのかわからなくなった。
「・・・隊長」
それだけ言うのが精一杯だった。
(どうしよう。)
声はもう出なかった。
身体もそこから動かなかった。
その時戸が開き、冬獅郎が姿を見せた。
乱菊はばつの悪さに目を合わせることも出来なかった。
「何をしている?さっさと入れ」
温かい空気を感じた。
その途端に自分の身体が冷えきっていることに気付いた。
再度促されて部屋に入ろうとし、ふと庭へ降りしきる雪へと目を向けた。
ギンがいた。
いるわけがなかった。
それでも、ギンに導かれてここまで来たような気がした。
(バカ・・・)
「さいなら、乱菊。・・・ご免な」
声はいつまでも耳に残っている。
降り止まぬ雪のように。
< Fin >
あとがき
え~とこれが最初になるとは自分でも思ってなかった。(笑)
最近のジャンプ読んでて、すんごく不安になっちゃって、ギンちゃん死んじゃったらどうしようみたいな、
すごーくへこんだ気持ちのときに、夢うつつの状態で考え付いた話です。
乱菊の泣き方が切なくて、もらい泣きしちゃったんですけど、私何やってんだろって自分につっこみ入れちゃいましたよ。(苦笑)
ひっつーの懐の深さが好きです。いい男になれよー。
次回は私の主筋なはずのギン乱を!と思っているんですが、なんか最後をまたひっつーにさらわれていきそうな予感・・・・。
手元に書き溜めていってるんですが、いきなり2ページ破棄したり、書き直したりと行ったり来たりしているので、長期戦の予感も。
そうなったら、なんか短編でも書こうかなと思っています。
最後にギンちゃんファンの皆様、勝手に殺しちゃってごめんなさい!!
こうなって欲しくないという話なんですっ!!!!!