大好きなおじいちゃん
今、東京に向かう新幹線の中です。
水曜日の夜、私の叔父さんから連絡がありました。
もう、おじいちゃんが
ながくないと・・・
その日、すでに夜遅く、新幹線もないので、
次の日の朝すぐに岐阜へと向かいました。
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おじいちゃんは、何年か前から足がよわくなってきていて、
前回、私がおじいちゃんに会いに行った時も
ついに、1人では歩けない状態になっていました。
おじいちゃんは、涙もろくなっていて、
私が会いに来たということだけで
「嬉しい」
といって、涙をながしてくれました。
私は、ついつられて、泣きそうになってしまいましたが、
ぐっとこらえたのを覚えています。
私の記憶の中でのおじいちゃんは、
社長をつとめ、会長をつとめ、
冗談好きで、よくおちゃらけてる、ぷくぷくしたおじいちゃんでした。
だから、
そんなおじいちゃんが、こんなことで涙をながすなんて。
それが、初めて見たおじいちゃんの涙でした。
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木曜日の朝、病院に直行しました。
ベットで横たわっているおじいちゃんは、
とっても小っちゃくなっていて。
細くて。
色々なものを体につけていて。。。
おじさんやおばあちゃんは、もう、あまり意識がないから、
わからないと思うって。。。
たしかに、目も、体も、なにも動かないおじいちゃんだったけど。
「おじいちゃん来たよ。」 「あきなだよ。」って声をかけました。
ちょっとしてからかな。
おじいちゃんの目から
ほっぺをスーッと 涙が。
私は、それを見て、息を苦しそうにしているおじいちゃんだから
苦しくて涙がこぼれたのかと思って。
おばあちゃんたちに、「おじいちゃん、苦しいのかな?」って聞いたんだけど、
「痛みも、わかってないと思う。」って言っていました。
あとから、前回あった時に、「会いに来てくれて嬉しい」って
涙をみせてくれたおじいちゃんを思い出して、
あ。もしかして、おじいちゃん、私のことわかってくれたのかも。
あの涙は、来てくれて嬉しいよ。っていう意味だったような気がして。
涙がとまらなくなりました。
私が病院について、約1時間半後。
おじいちゃんは、苦しむこともなく、スーッと天国へ向かっていきました。
私は、小学校3年生ぐらいから、オーストラリアに引っ越してしまったので、
おじいちゃんとは、なかなか会えずでした。
その数少ない、おじいちゃんとの思い出が、溢れるようにでてきて。
もっと、おじいちゃんに会いに行けばよかった。
葬儀の時に、初めて知るおじいちゃんの凄さ。
おじいちゃんは、天皇陛下から2度も表彰されているらしい。
そして、2日間で600名ちかくもの方がいらっしゃっていた。
凄い人だ。
会場は、たっくさんの数のお花が届いていた。
おばあちゃんが、生き物は、いつか死が訪れる。
と言っていた。
ふと、思う。
私が、今、死んだとしたら、
いったい何人ぐらいの人が、わざわざ足を運んで
きてくれることだろうか。
おじいちゃんんは、すっごい人なんだ。
体で、ひしひしと感じた2日間だった。
人として、尊敬します。
自慢のおじいちゃんです。
もっと、いっぱいおじいちゃんから学びたいことがありました。
おじいちゃん大好きです。
今まで本当にありがとう。
もっと会いに行ってあげてなくて、本当にごめんね。
私は、おじいちゃんみたいに、沢山の人からありがとうって言ってもらえるような人に
なりたいと思います。