殿と、二代目忠宗の後をついだ、仙台藩主三代目綱宗は、わずか二年でその座を追われ、品川屋敷に引越しをする。
その後、藩の中に起こった争いは、国老たちの犠牲を出して、一旦は解決をする。
この「伊達騒動」の節目となる大きな事件は、東京駅のすぐ近くで起こった。
ここは、将門を祀る首塚として有名で、今でも毎朝、きちんと掃除がされている。
江戸時代、この塚を供養したのが、当時、江戸屋敷があった酒井家。
評定が行われた場で切られた、原田甲斐は、歌舞伎などのせいで、ずうっと悪役とされてきた。
しかし、小説「樅ノ木は残った」と、そのドラマ化で若き日の平幹二朗が主役原田甲斐を演じたことで
彼のイメージは一転、藩のために命をかけた英雄となった。
放送後、仙台などの彼にまつわる場所を訪れる観光客が、どっと増えたという。
文字と映像に影響される人は、いつの世も多かりき。
写真は、仙台のある神社。
ここから、ごく近い所に原田甲斐の屋敷の門、俗称「逆さ門」が残っている。


