【ストーンズ・ヒストリー Vol.3】
【ストーンズ・ヒストリー Vol.3】
1963年チャック・ベリーのカバー曲でデビューしたローリング・ストーンズ。翌年リリースしたファースト・アルバムは、ビートルズを蹴落として全英No.1を獲得。イギリス国内では、トップ・アーティストの仲間入りを果たします。しかし、優等生に育てられたビートルズと“あなたの娘さんとローリング・ストーンズのメンバーとの結婚を許しますか?”というキャッチ・コピーで売り出していたストーンズとは、まったく世界の違う存在ではありました。ともあれ、イギリスでの成功を収めたローリング・ストーンズは、5月にアメリカ盤『イングランズ・ニューエスト・ヒット・メイカーズ』をリリース。アルバムを携えて初のアメリカ・ツアーを行います。イギリスとアメリカは別なマーケットと考えられていた当時のこと、初めはいまいちだったアメリカでの知名度も、TVやラジオへの積極的な出演によって次第にアップ。またツアー合間にはアメリカ音楽界大物プロデューサーのフィル・スペクターに会い、彼らの憧れシカゴ・ブルースの聖地「チェス・スタジオ」でのレコーディングも体験します。そしてその曲をB面に収録したシングル「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」が、イギリスで初のNo.1ヒット・シングルとなりました。1965年には二枚目のアルバム『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』をリリース、再び全英No.1に輝いています。勢いに乗ったストーンズは、その年にリリースしたシングル「サティスファクション」で初の全米No.1を獲得、アルバム『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』も全米No.1となり、イギリスに続いてアメリカでも大ブレイクしました。
今日のところはここまで。イギリスとアメリカをまたにかけ活躍する60年代前半のローリング・ストーンズ、ヒストリーの続きはまた明日のこの時間にお送りします。彼らの20代からのインタビュー映像をはさみながら、仙台サンプラザ規模のホール、ニューヨーク「ビーコン・シアター」でのライブを臨場感いっぱいに楽しめるドキュメンタリー映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』予習をしっかりして映画本番に臨みましょう。
この時代のアルバム
『England's Newest Hit Makers / イングランズ・ニューエスト・ヒット・メイカーズ』(US:1964/05)
『12 X 5 / 12 X 5』(US:1964/10)

『The Rolling Stones Now! / ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!』(US:1965/04)
『Out Of Our Heads / アウト・オブ・アワ・ヘッズ』(US:1965/07)