百味箪笥2
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バレンタインの日

              『きょうの一句』から

新潮文庫:村上護 著

            バレンタインの日か中年は傷だらけ


                        稲垣きくの:1906~1987


村上さんの解説には以下の事が書かれている。


「松竹蒲田(かまた)時代に映画女優となり、大実業家の御曹司(おんぞうし)をパト
ロンに華麗な生活を送る。中年になっては妻子ある年下の新聞記者と恋に陥り、その
熱愛を「人生で、この時ほど純度の濃い精神状態にあることはまずない」とうそぶい
たが、恋が冷めれば傷心はおおうべくもない」。



わたしの感想ですが、このような深い意味があるというのは村上さんの解説を読まなければ分からないことだけれど、

諧謔としても読める一句だと思うのですが、あなたはどのようにお読みになりますか。