十善戒は、仏教における基本的な道徳律

特に在家・出家問わず仏道を歩む者が

守るべきとされる10の善い行い(=善戒)を示したもの

 

「十悪(じゅうあく)」

十種の悪行を反対にして

“しない”のではなく

“善い行いをする”ことを戒めとするのが特徴

 

1)不殺生(ふせっしょう):命あるものを殺さない

2)不偸盗(ふちゅうとう):盗みをしない

3)不邪淫(ふじゃいん):みだらな行為をしない

 

4)不妄語(ふもうご):嘘をつかない

5)不綺語(ふきご):お世辞を言わない

6)不悪口(ふあっく):悪口を言わない

7)不両舌(ふりょうぜつ):二枚舌を使わない

 

8)不慳貪(ふけんどん):欲ばりになりない

9)不瞋恚(ふしんに):怒らない

10)不邪見(ふじゃけん):誤った考えを持たない

 

十善戒は、「どう生きるか」という積極的な教え。

 

4)~7)、口についての罪、4つも存在しています。

やはり、「口は災いの元」

中でも、ふきご、お世辞を言わない

自らの保身や見返りを求めるあまり

相手に対し、軽率なお世辞、おだてる行為は

確かに結果的に人を傷つける可能性が高い。

 

また、10)のふじゃけん

誤った考えについて

これだけは、他人や周囲との朋友の中から、初めて気が付けるもの

自分一人だけで、自分の考えの是非は問えないままで終わってしまう。

周囲からの反応、評価、アドバイスは

自分を映す鏡です。

 

総じて、10のルーティン

そんなに難しいとは思えない

ただ、続けることは、なんといっても一番難しい。