尊敬している方のブログにいつも感銘を受け
今回は、その一つの記事から
踏襲したような内容にご了承下さい。
好きな俳優の一人
映画アルマゲドンにも登場していたベン・アフレック。
もう何年も前のこと
札幌駅前で家族の買い物に付き合いきれず・・
自分一人だけで、映画館へ向かった。
ランダムにタイトルだけで選んだ映画が
「コンサルタント」
原作は、「The Accountant」
会計士さんとなっているそうです。
日本語の意味とでは違いますね。
さて、時間稼ぎで適当に鑑賞するつもりが
それまでのベンアフレックへの印象が
180度変わってしまうほど
マッチョで、ターミネーターぶりの雰囲気に驚いた。
実は、最初の30分ほど
ベンアフレックだと気づくこともできず。
アクションシーンが多々ある中
この映画の奥は深い。
幼い頃に、母は家出をし
家庭環境に恵まれなかった
二人兄弟とその父親の関係性を描く。
とくに、息子であり、弟役を演じたベンアフレックは
自閉症というハンディも背負っている演技。
父親は、そんな自閉症の弟に対し
少年期、精神科医師に
「彼には、温かく優しい環境で育てたほうが良い」と、
施設を案内された。
しかし、父はその真逆の道を選択する。
「これからの彼の一生には、優しい環境などない。
厳しい世界の中で生きてゆけるようにすべきだ」
いじめられた友達がいれば、立ち向かうよう
武術や格闘技、精神論を徹底的に叩き込む。
人は周りが同類であることを、最優先に考える。
同じ言葉、同じ肌の色、同じ宗教で安心したい。
しかし、これらが少し違っただけでも
狂ったように、”仲間外れ意識”を生みだす。
世界から、人種差別がなくならないのも
言葉の壁は、特に大きいと思います。
いじめ、差別、偏見とは
そのように仕向けていく側の弱さが本質。
真に勇気のある優しさでいれば
そもそも、敵、味方とかを区別する考えは
生まれないものだと思いたい。
気持ちや考えの合わない理不尽な場面であっても
それらを学びにも進化する。
自分自身に、唯一残された自由
「態度的価値」へと繋がる。
そうは、言っても
先日、ランチを食べたあとのレジ清算へ
私の次、レジを並んで待っているのが
中国の方、5名の団体様。
凄まじい威圧感でした。
異質を人は恐れる。