野球の打順、1番から9番まで、9人の選手がいる。

すべてやるべき役割、持ち味が違う。

全員が、4番打者ばかりでは、打線に繋がりが生まれない。

チームの勢いが失速すれば、本末転倒。

 

 

さて、弊社の店舗別順位の公開

売上高、伸び率上位のお店は、概ね脚光を浴びることが多い。

 

しかし、個人的には

成績の振るわない下位店舗もすべて紹介するようにしています。

理由は、それぞれのお店に役割があるから。

 

 

成績が、他店舗と比較し、低く終わっても、決して悪くは捉えていない。

逆に下位成績であっても、公開しないのは、それまでのがんばりに失礼だ。

「自分たちがどのくらいやったのかどうか?」を、把握できないまま終わってしまう。

確かに、下位発表の位置で、複雑な思いもわかりますが

悔しい気持ちを持たせてあげることも、敬意を表する値になる。

 

成績そのもの各お店の来客条件は違うので、スタッフすべての責任ではない。

例えば、スーパーインショップのお店は、路面店よりも不利である。

来店されるお客様が、スーパーに買い物に来られる場面に限られる。

スーパーそのものも、他社スーパー様と競争されるという条件付き。

 

 

そこで、話はもとに戻る

それぞれの役割、みんなが違うことの意味とは

 

全体成績で結果を残す上で

 

”攻撃”と、”防御”の2つを同時に強くしなくてはならない。

 

スーパーインショップのお店

守りを固める

他社さまからの進出、脅威を食い止める役割が結論。

 

仮に、薄利という理由だけで、さっさと、”がら空き”にしてしまうと

全体戦略に受けるダメージは、予想以上に大きい。

工場スタッフも安定した仕事量が遠のく。

 

 

マスコミ、メディアも

エースで、4番、中心選手ばかりをフォーカスするが

 

実は、本質的な勝負事とは食い違っていることを

 

忘れずにいたい。