会社の社長室に、社長一人だけが籠もって

多くの時間を過ごす社長のことを「穴熊社長」と呼ばれるらしい。

単刀直入に言うと、机上の空論に陥る。

 

口先だけで、人の気持ちが動くと勘違いする。

クラウドだけで、傾向と対策を把握できたと誤解する。

業績が悪いのは、「ロシアのせい、お客様のせい、部下のせい」だと嘆く。

 

 

過日、久々に全店舗に足を運ぶことができた。

ついでの用件ではなく、お店をじっくり観て回る目的。

 

「お客様は、何を求めているのか?」

「お客様に、伝わっているのか?」

「お客様は、満足していられるのだろうか?」

「スタッフは、何か困っていないか?」

「スタッフは、明るく元気でいてくれているか?」

 

まさに、現地現場でしか、本質を知り得ることは不可能だと気づかされる。

 

要するに、”久々”、、となっていた自分自身に猛省している。

 

机の上だけで、「市場」を知ることはできない。

弊社を信頼し、評価を頂き、安心して利用されるかどうか

それは、お客様が決めること。

その期待を裏切っていないかどうか。

 

改めて、緊張感が体全体に走る。


その結果が、売上となり、社員への報酬、未来への成長に繋がる。

事業とは、自分さえ良ければ良いのではなく、市場活動そのもの。

 

チラッと、本音をこぼすと

店舗視察は、理由は多々あり、それなりに気が重い。

基本、抜き打ちなので、あまりに的外れなことがあれば

その場で、指摘することは当然ある。

指摘をすれば、スタッフのやる気を削ぐリスクもある。

 

ルーティンは、現場の改善、スタッフにやる気を配り、結果を呼び込む。

 

やれることあれば、やれる範囲でやっていく。

自分自身の課題克服でもある。

 

迷わずいけよ!

行けばわかるさ!