「こんな経験、過去に一度もない。」
2020年春より、新型コロナによる商況大打撃を被り
2年が経過し、この春はさらに世界情勢が混迷を極め
燃料、材料、そして様々な消費物価が高騰し続ける。
コロナ第7波、欠勤の増える職場にも対策に追われる日々。
有珠山の噴火周期についても、記憶を呼び覚ます。
まずは、10月より、最低賃金引き上げの決定。
全国平均961円、北海道は920円スタート。
上昇率も過去最高を更新した。
さて、この給料水準について
これまで、経営の優先順位は売上、利益などがある意味、高かった。
その成果に応じて、個々へ昇給や賞与を決定するという流れ。
当然と言えば、当然。
しかし今は、まさにその逆になっている。
給料水準をまず前提にし
そこから、価格改定や営業サービス見直し、縮小淘汰の流れ。
社員が満足する水準に達することができなければ
それだけの為に、借入負債もやむ得ない発想になる。
要するに
「人、人、人。。」の時代へ、明確に突入している。
お客様へのサービスも死守したいが
社員の雇用環境、条件を堅持していく強い時代に入った。
「生産性とは何か?」を何度も何度も振り返る。
今、過ぎ去った1時間
「最大限に大切にできた!」と言い切れるかどうか?