人は、

 

神ではなく、完璧でもなく、永遠でもない。

 

人にとって正しい思想、行動のあり方をただ振りかざしても、今すぐに対応できない人はいる。或いは、対応できるまでに時間がかかってしまう場合もある。しかし自分の正義(正論)を、「相手の為だと思って。。」と言いながら、できないその相手を苦しめる矛盾も起こってしまう。

 

正論を投げかけられた側は、仮に、間違えをしながら、ほんの少しでも、「前に進むことができないか」、または「修正できないか」を葛藤しながら、自分自身を見つめ直している。

 

その咀嚼する余裕のないまま

 

正論は往々にして、「なんでできないの?」、「そんなの当たり前だろう・・」、「いつまでやっているの?」等、うまくいかない側を追いつめてしまうこともよくある。せっかくの正論であっても、永久ループから抜け出せない迷宮入り。

 

相手の立場にたって物事を捉えることができるかどうか。

 

正論だけでは、問題解決の原則ではないと思う。