2021年は、太平洋戦争が開戦してから、80年が経過。
80歳を超えている方は、日本国、存亡の危機を経験されている。
作家、戦史研究科の半藤一利氏は、1月12日に90歳でご逝去された。2004年に発行された”昭和史”は、自分の中では貴重な本の一冊にさせて頂いている。
重鎮
① 人をおさえる力のあるもの。また、そのような人。ある社会で重きをなす人物。
② (━する) 人や物などが重々しくその場所を占め守ること。
過日、また80代の重鎮が旅立たれた。この1年、他にも80代の方で、おこがましくも親しくお付き合いさせて頂いた数名の訃報が相次ぐ年。皆さん地元の顔であり、ご意見番でもあり、いつも元気な姿でいてくれる日が当たり前の光景だと思っていた。
心のより所、支えが減っていく寂しさだけはごまかせない。地域の為に、数えきれないご尽力をされ続けた功績に、深く感謝の念を抱き、恐縮ではありますが、自分もそういった余生を過ごせるように励んでいきたい。
世代交代だけは、後戻りせず、ただ進んでいくものです。
良いまち、良い社会、良い国になっていけることを願います。