2021年のプロ野球もいよいよ大詰め

日本シリーズの第5戦が終わり、ヤクルトスワローズが3勝、オリックスバファローズの2勝。

 

ところどころでしかテレビ観戦できていない中、素人の私から見てもハイレベルな試合が続いていると思う。

1点を争う場面がほとんどではないだろうか。

専門的なことはさておき、この2チームの共通点に興味がある。

 

ご存じのように、ヤクルトもオリックスも前年のペナントレースはともに最下位。

最下位からの今期、両リーグで揃って優勝。

くどいようですが、素人の私でも、この偉業はどのくらい凄いことなのか?

 

最下位に陥ったチームが、その翌年(今期)

たった1年で、何を目指すのか、何ができるのか?

とりあえず、Aクラス入りの3位あたりまでを目標とするのが常識ではないだろうか。

それらを一気に飛び越えて、優勝まで辿り着いてしまう。

このパワーはどこから生まれるのだろう。

野球というスポーツは、チーム戦。

チーム全体のリズムや雰囲気からがスタートラインになる。

 

肝心なことは、「自分たちを信じる」

 

意識改革

 

うまくいかない現実を冷静に受け止め、鍛錬し、「最後まで自分たちのチームを信じた」

そういったことまでを含めた凄さ。

 

”奇跡”という言葉はどうも馴染めない。

偶然とか、まぐれとか、運命とか、結果的にそう感じたいだけであって

人が、うまくいくには、必ず理由と根拠があると思う。

 

その根拠の一つに

”限界”という設定ラインを甘く見積もらないことだろう。