2011年1月、正式に本契約サイン、着工スタート、その直後に撮った基礎工事の写真。

 

 

室蘭中島もも店について

 

2021年は、節目のオープン10年目、さすがにコロナ禍でもあり、特別なイベントもできないまま、何となくのタイムマシーンで振り返ることに。


 

2011年3月、東日本大震災のあった4日後、室蘭の中島もも店をオープン。もう少し遡ると、その前年の夏、8月に知人からの紹介もあり、本計画がひっそりとスタートした。

 

そもそも場所は、中島本町ではなく、弥生町近隣での出店を希望していた。ただ結果的に、偶然にも恵まれ今現在がある。

 

 

 


 

1次工事、2次工事の線引き、打ち合わせは想像以上に難航した。例えば、自動ドアの設置は、オーナーさん側の負担なのか、入店側の負担なのか?自動ドアといっても、クリーニングとコイン側の2か所あるので、費用は単純に倍かかる。話し合いの論点は、仮に退店して契約が終了したとして、そのドアを外して、別に移動できるものかどうか、また自動ドアにする必要性があるとすれば、それは当然、入店側にある。そんな交渉内容が他にもたくさんあった。ただ最優先は、交渉が打ち切られることなく、契約が順調に進むこと。すべてが、1+1=2にはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様の出入り箇所は、どうしても慎重になる。

勾配角度、転倒抑止、入りやすさ、駐車スペース。。

 

 

 

 

 

 

クリーニングだけのお店ではなく、コインランドリー設備も同時進行、初期投資は3倍以上になる。

 

初年度、室蘭スタッフ採用がうまく進まず、伊達からのヘルプ通勤でシフトを担ってもらったり、国道側に間口を構えることが叶わず、ややしばらく「あれって何の建物?」みたいな揶揄、ご指摘のようなものも多数あったり、そこから10年があっという間に過ぎていきました。

 

 

 

そして今期、その10年目、2月下旬に自社内競合の太平橋店を同じ中島町にてリニューアルオープン。車で5分とかからない距離、多くの点で比較されるのは覚悟していた。

 

さすがに、中島もも店では、コイン機器なども古い印象であり、店内の狭さも顕著であり、駐車スペースも少ない。難しい立地条件という逆境は今も抱えつつ、あらゆるポイントで太平橋が注目されていきます。

 

ただどうしても、中島店のあの最初の頃の感謝を忘れるつもりはない。中島店は弊社にとって、また私個人にとっても、室蘭1号店という小さな歴史は、燦燦と語り継がれて良い。

 

実は今後、中島店について、さらなるリニューアルを繰り返し、進化をさせていきたい。お店へ寄る都度に、一番、鼻息を荒くしている。

 

 

 

 

 

 

 

あの時があるから、今がある。10年間、お店の頑張り、室蘭との懸け橋、そしてこれからも、時を刻んでいきたい。