六月四日(土)
伊達藤五郎成実である。
約ひと月ぶりに屋外へ出陣。
午前中は隊全員で撮影戦。
天候にも恵まれ、
広瀬川沿いで良き写し絵を撮ることが叶った。
午後は仙台城へ。
伊達政宗公騎馬像へも帰還の報告をし、
久方ぶりのおもてなしに精を出す。
たくさんのお客人のもてなしを通し、
本来あるべき場所に再び戻れる喜びを噛み締めた。
怪我をする度、日常は当たり前ではないことを教えられる。
また、
「お帰りなさい」と迎えてくれる多くの方々の気遣い、
ほんに嬉しく存ずる。
一瞬一瞬を大切に、
悔いなきよう生きる。
己が使命を果たさんがため。
愛する故郷へ尽くさんがため。
我が想いは東北と共に