片倉代々記重綱譜〜伊達歴茶会回想帖〜 | 伊達武将隊公式ブログ

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仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!

御屋形様、成実様、俳聖

チャオプラヤの賜物、バンコクでの大戦

本日も勝ち戦でありましょうか


片倉重綱に候



さて去る日曜に催せし

伊達歴茶会vol.12「此岸と彼岸」


拙者重綱の話は


『辞世』で読み解く“もののふ”の心」

なりて候

満員御礼



“もののふ百人一首”

と題し、百人一首形式にて

よりすぐりの辞世を

紹介・解説いたした



さすれば、講話にて紹介せし

辞世を全て示さん

復習に使うていただきたし


ふたたび句の解釈につきて

知りたくば

われに尋ねよ


左:わが主
右:わが烏帽子親(まこと洒落た句!さすが成実様!!)


左:清水宗治公
右:山中鹿介公


左:岩亀楼の喜遊
右:西郷千恵子


左:石田三成公
右:大谷吉継公


左:平塚為広公
右:武蔵坊弁慶


左:静御前(賤のをだまき=序詞)
右:十返舎一九


左:お市の方
右:柴田勝家公


左:足利義輝公
右:水戸光圀公
(ここまでホトトギス四連発)


左:大内義隆公
右:大祝(おおほうり)鶴


左:神戸信孝公
右:北条氏政公(な〜そ⇒「〜するな」)


左:明智光秀公
右:本多忠勝公


そして…

そんな迷える衆生に対し

俳人・神沢杜口の辞世にて〆




万人に必ず訪るるにもかかわらず

平素は目を背けがちな


『死』という現実

辞世の句は

死についての意識

すなはち生(の有限性)への意識を

呼び覚ましてくれよう


西洋にも古来

“メメント・モリ”(常に死を忘るるべからず)

なる格言もござります


心に響きし辞世を胸に

有限かつ幽玄なるうたかたの現世を

力のかぎり

生き抜こうではないか


これからも

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御注目あれ


それでは本日ここらにて

伊達武将隊
片倉重綱