伊達武将隊公式ブログ

伊達武将隊公式ブログ

仙台・宮城の魅力を伝えるべく、
杜の都・仙台に蘇った伊達政宗公と家臣たち。
「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」を合言葉に、令和の世へいざ出陣!

9年の月日、数々の戦さ場にて様々な思い出が御座る。
ここに改めて仲間たち、これまでお世話になった方々への想いを綴る。


松尾芭蕉
芭蕉殿は【全てを巻き込む吸引力】を持つ者。
街歩きをはじめ様々なイベントでそのマイペースな力強い統率力を発揮。
時には面食らうほどの強引な力技に手を焼くこともあった(笑)
が、終わって振り返れば、その力に助けられ、わしも心から楽しんだ思い出が多い。
また互いの意見が違い討論が白熱した際、後からふと声をかけてくれる気遣いもわしが好きな一面。
芭蕉殿、これからもその力を遺憾なく発揮し、お客人を楽しませてくだされ。



くノ一 響
響は多彩な才能の塊。
デザインやアイディア、それを実現できる知識や技術でこれまでも数多くのグッズや企画を生み出してきた。
おもてなしもまた然り。
思えば甦った当初は緊張で声も小さかったくノ一が、数多くのイベントを通し培った経験で、今では大舞台でも堂々たる佇まい。
その成長に最も驚いたのは何を隠そうわし自身。
然れど、わしの考える響の優れた点は【細やかな気配り】。
出陣でも本陣でもさりげないところで実に気の効いた立ち回りで我らを助けてくれる。
その潜在能力は底知れず。
響や、お主の持つ才は図り知れぬほどに大きい。
その力を更に昇華させ、より大きな存在となることを心から願っておる。



支倉常長
常長は【伊達者としての在り方】に拘りを持つ者。
斯くあるべきという己の信念に基づき、如何なる時もそれを貫き通す強い意思の持ち主。
その頑なさから、わしとぶつかり合う事もしばしば…否、多々あったな(笑)
然れど常長の意思が在ってこそ今の伊達武将隊があるのは違いなし。
歴史を学ぶ勤勉さは家中誰もが認めるところ。
常長よ、知識と経験豊富なお主の力は隊を導く上で欠かせぬ。
皆と手を携え、時には誰かに委ね、突き進んで参れ。



片倉小十郎重綱
重綱はほんに逞しうなった。
甦って未だ2年にも拘わらず、おもてなしや家中内での振る舞いにも己の形を見出だしておる。
とはいえ、歴戦の猛者たちの中でまだまだ己の未熟さに苦悩する場面も多いのは、お主自身が一番よく分かっておるであろう。
しかし、迷いや悩みこそがお主自身をさらに成長させる鍵となる。
小さなことひとつに悔やみ、毎度反省するその姿勢は、お主が如何なる場面でも【謙虚で真摯】であることの現れ。
おもてなしにとって1番大切なことは謙虚であること、真摯であること。
それをお主は持ち合わせておる。
重綱よ、大いに迷い、大いに悩め。
だからこそお主は唯一無二になれる。
お主の力でより多くのお客人を笑顔へと導け。



片倉小十郎景綱
家中でもっとも言葉を交わし、酒を共にした間柄。
そんなお主は家中でも良き理解者として慕われ、柱として皆が頼る存在。
が、わしが知る景綱の素晴らしさは【常にお客人目線で物事を考える】点。
特に「子どもたちは楽しめるのか?」などお主は常に多角的な視点で考える力に長ける。
我らの催しにも参加する子どもたちが多くいるのは、何を隠そうお主の力に他ならぬ。
景綱よ、わしから見ればお主こそ漢の中の漢、伊達漢ぞ。
参謀としてのお主の力、これからも期待しておる。



伊達政宗
家中の中で伊達の姓を持つ者は政宗様以外わししか居らぬため、隊を分けての出陣では殿と別働して大将を務める機会が多く御座った。
それ故「政宗様の名代」この言葉の重みをわしは誰よりも強く意識せざるを得なかった。
全ての場面で名代を確と務め上げた、とは言い切れないのが正直なところ。
然れどわしなりのやり方で伊達武将隊としての看板を背負い、今日まで励んで参った所存。
会話ひとつなく黙々とお役目に励むわしに、殿は時折話しかけ考えや意見を仰いでくださいました。
その些細なお心遣いのおかげで、わしはこの隊に居場所があったのだと感じます。
政宗様…否、ここでは藤次郎と呼ばせて頂きます。
藤次郎、その背中を追うばかりの9年で御座ったが、ほんの僅かでも家臣として、従兄弟として役に立てていたのであれば幸い。
藤次郎の目指す「武将隊文化」がいついつまでも末永く続くこと、この先も強く強く願っております。





振り返れば、
病や怪我で出陣に穴を空けることもしばしば。
本陣では会話も避けてお役目に没頭し、口を開けば高圧的な態度。
気を揉ませ、気を遣わせる不束者。

こんなわしでも仲間として受け入れてくれたことに感謝を申し上げまする。
仙台・宮城・東北のためにともに励めたことは、わしにとって何より大きな誉れに御座る。





そして、各地域の武将隊、姫隊をはじめPR隊やその関係者各位へも心より感謝を申し上げまする。
地域や歴史の垣根を越えて協力し、互いに高め合うことの大切さを学ばせて頂き申した。
その土地を盛り上げる各隊の存在は『生ける観光資源』であり、これから先の未来より欠かせぬものとなるとわしは考えます。
これからの皆様方のますますの活躍を願うとともに、引き続き仙台・宮城・東北の盛り上げにお力添えを賜りたく存じ申し上げまする。



また、亘理町をはじめ亘理伊達家に関わる皆様方、生まれ育った福島県の皆様方や北海道伊達市など各地でお世話になった方々、さらには「智将・猛将スポーツ軍議」を機に絆を深めた在仙のスポーツチームに関わる皆様方へも感謝を申し上げます。
わし成実は天へ還りますが、再び新たな肉体に魂を宿し、いつの日か現世へと舞い戻って参ります。
しかしそれを待たずとも、わしが皆様方と築かせて頂きました伊達武将隊とのご縁は何ひとつ変わることはございません。
是非今後ともよしなに、末長くお付き合い頂ければ幸甚に存じます。



長文、最後までお読み頂きありがとう御座いました。


出会いし全ての皆々様の御多幸を御祈念申し上げまする。

まことに、ありがとうございました。





結びに。

出立に際してのわしの想いの丈は全てここに綴った。
記したこと以外に申すことは何もない。

最後の最後まで、これまでのように笑顔で参ろう。

今年の始め、伊達武将隊YouTubeの新春生配信や語り合いたい武にて

「今年は燃え尽き灰になる」
「終活の一年と定めておる」

そう口にしておった故、薄々勘づいておった者も居るであろう。

とは言え、この報せを受け悲しみ、寂しさを覚える者が居ることも承知。
ここでは出立を決めるに至った経緯、理由についてをお伝え致す。


わしは常に隊の役に立つべく、ひとつひとつのおもてなしは然り、仙台・宮城・東北を知るきっかけ作り、地域の盛り上げに注力致した。

流行り病により出陣が叶わなくなった際はSNSでのおもてなしという策を講じ、規制緩和後は怪我や病に苛まれつつも、仲間に助けられ歩みを進めた。

迎えた今期は結成15周年の記念すべき年ということもあり、例年以上に催しや企画に力を入れ、予てからの夢であった武将フェスも5年ぶりに開催し多くのお客人を仙台に招くことが叶った。

為すべきことを成し、わしは今これまで感じたことのない満足感と達成感に満ち満ちておる。
そう感じるのは紛れもなく、支えてくれた其方のおかげじゃ。

皆への感謝と同時に、ここまで15周年を盛大に祝ってくれた多くの方々の期待に応えるためにも、伊達武将隊は更なる成長が不可欠と感じる。
活躍の場を広げ、より魅力的な伊達武将隊へ導くきっかけは、新たな仲間の力が必要となる。
なれば己がお役目を確と全うし、その想いを後世へ託して出立することは、この節目の年にこそ相応しいと考えた次第。


正直なところ。

わしはな、流行り病やら怪我やらその他諸々で心折れかけ、その度に出立が頭を過った。
少なくともここ5年、1日たりとも出立を考えない日はなかった。
頻繁に腰を壊し出陣できなかった時期は
「今日が最後の出陣になるやもしれぬ。なれば悔いを残さぬよう今日に全力を投じなくては」
と日々案じて過ごした。
そうでなくとも何が起こるか分からぬこの世。
いつ誰が突然居なくなってもおかしくない現世に於いて、出立の日を定め、確と別れを伝えられることは寧ろ幸甚に存ずる。


さて。

これまで温かく応援してくれた皆へ大事なことを2つ申しおく。

先ずひとつ。

お主が慕い、熱く推したのはこの肉体の方の成実ではなく、如何なる時も屈せず前に進む魂の方の成実である。
そう肝に銘じよ。
我が魂は不滅。
次に甦る成実の肉体に宿り、必ずや皆の期待に応えよう。

もうひとつ。

わしは天に還る最後の瞬間まで笑顔で過ごしたい。
そこに居らぬ人を寂しがり、悲しみにくれることは後からひとりでもできる。
まだ居る限りはひとつでも多く楽しみを共有することが大切と存ずる。
其方はどうであろう?
別れを悲しみ、涙で視界を曇らせ、出立を見送りたいか?
出立後に其方の記憶に残る姿は、満面の笑みの成実であって欲しいとわしは強く願う。

以上2つ、心に留め置いてもらいたい。


出立する2026年1月31日(土)までは3ヶ月御座る。
ひと目会いたいと思う者は、是非仙台へお越しあれ。
わしはこの東北で「よう来てくれた」と其方を迎えたい。

また、1月31日には『出立イベント(仮)』を開催予定。
詳細は追って公式Xなどで報せる故お楽しみに!


長文お読み頂き、まことにありがとう御座った。



今日この日まで、現世にわしが在るのは全て其方のおかげ。

ほんに、ほんに。

ありがとう。





結びに。

出立に際してのわしの想いの丈は全てここに綴った。
記したこと以外に申すことは何もない。

最後の最後まで、これまでのように笑顔で参ろう。
2016年3月31日、仙台城跡。

わしの先代にあたる、伊達武将隊では二代目の伊達成実の出立の儀が執り行われた。

先代はこの時こう申した。
「わしの存在は大きかったか?」
この問いに、集った多くのお客人は大きな拍手で応えた。

そしてこう続けた。
「わしの存在が大きかったのなら、その後にはまた別の大きな存在が入ってくる。それだけは間違いない。」

あの瞬間、わしにとって目指すべきは、先代のような大きな存在になることとなった。
わしのライバルはわし自身(先代)、そう心得日々精進して参った。

地域への貢献、観光の盛り上げ、伊達家と由縁あるなしに拘わらず日ノ本、世界各地との縁を結ぶため。
そして、我らを応援してくれる方々との絆を深めんがため。
表裏問わず様々な形で、伊達武将隊をより広く大きな存在となるべく己が力を尽くして参った。

結成15年のうち在籍9年と聞けばわしの存在は大きなものと考えるやも知れぬが、これから益々活躍する伊達武将隊の歴史からすれば微々たるもの。

この先何十年、何百年と伊達武将隊は仙台とともに在り続ける存在となる。
更に仙台、宮城、東北の地に欠かせぬ存在になるためには新たな“大きな存在”となる仲間を加え、その価値を高めねばならぬ。

そう考えればわしの出立は単なるひとつの区切り。
新たな伊達武将隊を始めるための出立である。


くれぐれも誤解の無きよう。

伊達武将隊から永久に伊達成実が消えるわけに非ず。
この肉体の伊達成実が終わりを迎えるだけ。

ただ、それだけのこと。

アイドルや芸能人のように引退して仕舞いではなく、現世の別の新たな肉体に魂を宿し、わし伊達成実はまたいつの日か戻ってくる。


何を隠そう、このわしが誰よりも伊達武将隊のこれからに期待を寄せておる。

道行く誰もが伊達武将隊へ声をかけ、手を振る。
一緒に写真を撮り、握手を交わし、親しまれる。
今より更に街に愛される「仙台・宮城の顔」になって、東北に不可欠な伊達武将隊となる

皆もともに期待し、そして応援せよ!

『我らの伊達武将隊』を。



天災、流行り病、怪我。

大切な方々との出会いと別れ。

良きも悪しきも含め、実り多き9年間。

支えてくれた全ての方々へ心から感謝を申し上げる!





結びに。

出立に際してのわしの想いの丈は全てここに綴った。
記したこと以外に申すことは何もない。

最後の最後まで、これまでのように笑顔で参ろう。

5月12日(月)~5月18日(日)の出陣予定のお知らせです※5月12日現在

 

☆5月12日(月)☆

「2025仙台・宮城の味と技フェア」

JR仙台駅2階ステンドグラス前(仙台市青葉区中央1-1-1)

10:00~14:00
片倉小十郎景綱、松尾芭蕉

https://www.sentia-sendai.jp/sentia-news/5195/

 

☆5月13日(火)☆

「2025仙台・宮城の味と技フェア」

JR仙台駅2階ステンドグラス前(仙台市青葉区中央1-1-1)

10:00~14:00
片倉小十郎重綱、くの一 響

 

「響鳴乱舞! 仙台 DATE-MON」※生放送ラジオ
エフエム仙台77.1M㎐
20:00~20:55
伊達政宗、片倉小十郎景綱

 

☆5月14日(水)☆

出陣なし


☆5月15日(木)☆

「落合栗生老荘大学」※事前申込制

10:00〜11:30

支倉常長


☆5月16日(金)☆

「生出老壮大学」※事前申込制
10:00〜11:30
支倉常長


☆5月17日(土)☆

「第41回 仙台青葉まつり 宵まつり」

10:00~ 開祭式(西公園メインステージ)
13:30~ 定禅寺通 賑やかし(定禅寺通)
18:56~ ステージ演武披露(西公園メインステージ)
伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎景綱(開祭式、ステージ演武のみ)、片倉小十郎重綱、支倉常長(開祭式、ステージ演武のみ)、くノ一 響、松尾芭蕉(開祭式、ステージ演武のみ)


「まつりDE学び座」
せんだいメディアテーク
13:00~14:00
支倉常長


「2025仙台・宮城味と技フェア」

JR仙台駅2階ステンドグラス前(仙台市青葉区中央1-1-1)

13:00~16:00
片倉小十郎景綱、松尾芭蕉


☆5月18日(日)☆

「第41回 仙台青葉まつり 本まつり」
12:40頃~14:00頃 時代絵巻巡行(東二番町通~定禅寺通)
16:00~ステージ演武披露(西公園メインステージ)
伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎景綱、片倉小十郎重綱、支倉常長、くノ一 響、松尾芭蕉

5月12日(月)~5月18日(日)の出陣予定のお知らせです※5月11日現在

 

☆5月12日(月)☆

「2025仙台・宮城の味と技フェア」

JR仙台駅2階ステンドグラス前(仙台市青葉区中央1-1-1)

10:00~14:00
片倉小十郎景綱、松尾芭蕉

https://www.sentia-sendai.jp/sentia-news/5195/

 

☆5月13日(火)☆

「2025仙台・宮城の味と技フェア」

JR仙台駅2階ステンドグラス前(仙台市青葉区中央1-1-1)

10:00~14:00
片倉小十郎重綱、くの一 響

 

「響鳴乱舞! 仙台 DATE-MON」※生放送ラジオ
エフエム仙台77.1M㎐
20:00~20:55
伊達政宗、片倉小十郎景綱

 

☆5月14日(水)☆

出陣なし


☆5月15日(木)☆

「落合栗生老荘大学」※事前申込制

10:00〜11:30

支倉常長


☆5月16日(金)☆

「生出老壮大学」※事前申込制
10:00〜11:30
支倉常長


☆5月17日(土)☆

「第41回 仙台青葉まつり 宵まつり」

10:00~ 開祭式(西公園メインステージ)
12:30~ 定禅寺通 賑やかし(定禅寺通)
18:55~ ステージ演武披露(西公園メインステージ)
伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎景綱(開祭式、ステージ演武のみ)、片倉小十郎重綱、支倉常長(開祭式、ステージ演武のみ)、くノ一 響、松尾芭蕉(開祭式、ステージ演武のみ)


「まつりDE学び座」
せんだいメディアテーク
13:00~14:00
支倉常長


「2025仙台・宮城味と技フェア」

JR仙台駅2階ステンドグラス前(仙台市青葉区中央1-1-1)

13:00~16:00
片倉小十郎景綱、松尾芭蕉


☆5月18日(日)☆

「第41回 仙台青葉まつり 本まつり」
12:40頃~14:00頃 時代絵巻巡行(東二番町通~定禅寺通)
16:00~ステージ演武披露(西公園メインステージ)
伊達政宗、伊達成実、片倉小十郎景綱、片倉小十郎重綱、支倉常長、くノ一 響、松尾芭蕉