ガラス越しに見えるカラフルなアイス達から
今日は誰をすくってこの手に取ろう。
それは幼い頃の甘い思い出。伊達です。
最近気温が高いせいか
よくソフトクリームを食べます。
今日ふと、小さい頃によくおばあちゃんに
ソフトクリームを買ってもらった事を思い出しました。
小さい頃、私は弟とふたりで
よくおじいちゃんおばあちゃんのうちにお泊まりに行ってた。
お泊まり、と言っても
おじいちゃんおばあちゃんのうちは
伊達家から徒歩15分くらいの近場で
わざわざ泊まりに行くほどのことじゃないんだけど、
私も弟もいつもその日を楽しみにしていた。
それは単純に
おじいちゃんおばあちゃんが好きってこともあるんだけど、
晩御飯がカレーや焼き肉だったり、
朝ご飯にホットケーキを焼いてくれたりするのが
当時の私たちにとってはそれはそれは楽しみだったに違いない。
そして、いつも家では一時間と決められたゲームを
好きなだけ出来ると言うもことも。
私達は土曜日の夕方に泊まりに行き、
日曜日の夜には家に帰る。
その中で、日曜日のお昼に
おばあちゃんの買い物についていくと、
その帰り
「杏実さん、アイスクリーム食べるか?」
と、タカラブネに連れていってくれるのだ。
タカラブネとは、駅前にある洋菓子屋さんで
ケーキや洋菓子はもちろん、
買ったアイスクリームやソフトクリームなんかを
その場で食べることが出来るスペースが
6席ほどある小さなお店だ。
私はお店の自動ドアからダッシュで
アイスクリームのディスプレイに近づき
両手と鼻をひっつけカラフルなアイスクリーム達とにらめっこ。
そして悩みぬいた末、
大体いつも私はソフトクリームを選ぶ。
普通のよりちょっぴりお高いワッフルコーンに
カラフルチョコレートをトッピングした
それはそれは豪華なソフトクリーム。
高くそびえ立つソフトクリームを
お姉さんから大事に受け取って、
自分の背と同じ高さの椅子によいしょと腰掛ける。
ニコニコしているおばあちゃんの横で
私は「いただきます」と言って、
カラフルなソフトクリームのてっぺんにキスをする。
それは小さい頃の私にとって
贅沢で、とても幸せな時間だった。
食べ終えると
「こうちゃんとおじいちゃんに
シュークリームこうて帰ろうか。」
と、おばあちゃんは席を降りる。
「うん!」
と、私も席を降りて
おばあちゃんの背中を追いかける。
お店を出て、手を繋いで並んで歩く。
おじいちゃんと弟の為に買った
シュークリームの箱を大事に持って。
なんて。
こんなこと書いてたら
めっちゃおじいちゃんおばあちゃんに会いたくなってきた!
来年くらいは何とか帰れるようにしよう。
おじいちゃんにはオススメのミステリー小説と、
おばあちゃんには美味しい紅茶をお土産に。
もちろん、カラフルなアイスクリーム達と、
シュークリームも忘れずにね。
