【自分軸で自分らしく生きる先生 応援通心】④
~自分を大切にする教育から
他人(ひと)を大切にする社会を創る~
Facebookグループ「共育の杜」が主催する《エンパワメント》で
毎週金曜日、メルマガを執筆させていただくことになりました。
心理的安全な職員室と《聴く》こと
先日、「心の職員室」企画で
《心理的安全な職員室づくり》について、
対話の場を開催させてもらうことになった。
川口市の石井校長先生の組織づくりを
もとに、少人数で自分事として対話を
重ねる場だ。
告知の段階から、とても好評で
わずか数日で、100名を超える
申し込みがあり、慌てて締め切らざるを
得ない状況だった。
そのニーズの高さから、現場の先生たちに
とって、心理的安全な職員室が
どれだけ切実な問題であるのかが
ひしひしと伝わってくる。
石井校長先生の組織づくりで
最も印象に残ったこと。
それは、リーダーとしてのマインド。
石井校長先生は、ご自身の小学校を
こう名付けている。
“笑楽幸”=“しょうがっこう”
先生が笑顔だと
子どもも笑顔に
先生が楽しんでいると
子どもも楽しい気持ちに
先生が幸せだと
子どもも幸せに
このマインドを根底として運営される
学校が、心理的に不安なはずがない。
病休者と公務災害が3年間0である
という事実は、決して偶然ではないはずだ。
さて、みなさんは
「心から人に話を聴いてもらえた経験」が
あるだろうか?
“心から”というのは、聴き手から
「ジャッジ」されたり
余計な「アドバイス」をされたりすること
なく、最後まで“じっくりと”自分の話を
聴いてもらえた感覚
それは、構えることなく、心おきなく話せて
“受け止めてもらえている安心感”が
自分の中から自然とわき起こる感覚
どうだろう?
いつ、どんな場面で、誰に
どのように聴いてもらえたのか
その時あなたは、どんな気持ちになったのか
少し思い出してみてほしい。
こういった経験を思い出せた人は
とても幸せなことではないだろうか。
なぜなら、現代社会において
議論や報告はあっても
“心から聴いてもらう”ことは、とても難しい
ことになってしまっているから。
私事になるが、教育現場から離れた
この1年間、カウンセリングとコーチング
そしてコンサルタントを受け、話を聴いて
もらい続けている。
もちろん、すべて初めての経験だ。
それぞれ、私の中で起こる反応は
驚くほど全く違う。
奥深くに抑え込んできた苦しさを
一緒に抱えてもらえた安堵感があったり
心につかえたつまりが
ゆっくりと和らいでいったり
身体が胸のあたりから
ポカポカしてきたり
頭が整理されて活性化したり
エネルギーが満ちてきたり
その反応の違いに毎回驚かされる。
ただ、共通して言えることは
《聴いてもらえている》という確かな実感
“自分の存在を認めてもらえている感覚”
と言ってもいいのかもしれない。
教育現場にいた時、特に苦しかったあの時
友人や家族、職場の仲間とはまた違う専門家から話を聴いてもらえていたら
きっと、私の中のなにかが違っていただろう。
信頼できる専門家に、心から話を
聴いてもらうことで
もっと肩の力を抜いて
周りからの評価を気にし過ぎることなく
「自分らしく」生きられたんじゃないか
そう思わずにはいられない。
現在の私の活動は、まさに
そこにつながっている。
現場の先生たちの心の声を
《聴く専門家》として。
話を元に戻そう。
石井校長先生の職員室づくりは
まさに《心から聴く》ことによる
「心理的安全な場」
だったのではないだろうか。
環境改善を目的に月に1回開かれる
「衛生推進委員会」
原則学年から一人だが、誰もが
自分の意思で参加できるそうだ。
そこでは、現場レベルでの先生方の
悩みやグチを吐き出せるという。
それが、公に認められているから驚き。
しかも、その場には校長は同席していない。
さらに、その場で出された先生方の
日常の困り感は、校長に受け止められ
必ず月に1つは、実現されてきたそうだ。
その内容は、行政から降りてくる
「働き方改革」とは、性質を異にする。
・給食時に手間と時間のかかる
牛乳パックの扱い方の改善
・更衣室内のすのこの購入
・みんながくつろげるために
コーヒーメーカの購入
・不要になった百葉箱の撤去
みなさんは、これを聞いて、どんな印象をもたれただろうか?
「えっ?たった、それだけのこと?」
「そんなこと、うちは既にやっているよ!」
もしかしたら、そう思われたかもしれない。
だた、この「たった、それだけのこと」
こそが、心理的安全な職員室にとって
重要なんじゃないかと思う。
おおげさな、トップダウンの改革ではない。
日常の先生たちが、
本当に困っていることの改善。
ひょっとすると、取るに足らない
「こんなこと言っていいのかな?」と
思われるような悩み事でさえも言い出だせる
職場の安全性。
しかも、職場のリーダーが、それを
“しっかりと聴いて受け止めてくれる”
安心感。
細かいより詳しい話は、私には分からない。
実際に、その場にいる者にしか分からない
実情もきっとあるだろう。
ただ、病休者ゼロ、公務災害ゼロは
偶然ではないことだけは確かだと分かる。
石井校長先生の
リーダーとしての《マインド》
どんな価値観も《聴いて》受け止め
決断する《実行力》
職員一人一人の
「自分のちょっとした意見でも
職場は変えていけるんだ」という
《自分事》とその積み重ねによる《自信》
そして、心理的柔軟な管理職と職員との
《信頼関係》こそが
「心理的安全な職員室」を
創り上げてきたのではないだろうか。
※先生自身の話を《聴いてもらう》文化が
日本の教育現場に、これまで以上に
広がって欲しいという願いから、
ライブ配信をすることにした。
病休者の先生の復職支援に10年以上
携わってきた現役臨床心理士の方と
先生たちのメンタルヘルスについての
継続的な対談(火曜日21:30~)
先生たちの心が苦しくなる前に
日常生活の中で、専門家の方と
気軽につながっておくことは
“Well-Being”な働き方に
なるのではないかと。
一人でも多くの先生たちが
《聴いてもらえた》喜びと
《存在を受け止めてもらえた》安心感を
感じられる日が来ることを願って!
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