もうすぐ春だなぁ。



 オイラは二十歳で東京に出た。 大学に2浪で受かった。




 雰囲気にあこがれて、国分寺に住もうと思った。



 だけど、家賃の関係(貧乏だったのさ)で他も探したら、「国立(くにたち)」の駅から2分ほどのアパートが安くみつかった。




 引っ越しをして、まずオイラの目に飛び込んできたのは、中央線のホームに止まった列車の窓から見える、国立の駅前の通り一面に「ピンクの壁」を作っていた桜と、風に舞う花びらがピンクの風のカーテンだった。



 感動した~。




 北海道の人間だもんで、「ソメイヨシノ」って初めてだった。



 しかも春早くに桜が咲くのも・・・。





 しばらく暮らして、あの清志郎さんの歌にある「多摩蘭坂」に気づいた。



 町の人たちも優しかった。





 オイラの「第二のふるさと」。




 そこは「国立」。





 いや~、もう10年以上行ってないな-。




 懐かしいなー、行きたい。