情報化社会
「情報化社会」という言葉が、よく使われている。
情報は、金となり、社会人として生きていく上で、情報を取得する能力はかなり重要になっているのであろう。
ドラッカー先生によれば、情報に精通するためには、まず自分が何を知るべきかを学ぶところから始める必要があるということだ。
クライアントのニーズ
顧客設定を「上司」から「クライアント」へ宗旨替えをした僕。
知るべき情報は、上司のニーズではなく、クライアントのニーズであろう。
クライアントの修正依頼の裏側を読み取ることが、クライアントのニーズを知ることにつながるだろうと予測してみた。
クライアントのニーズを満たせていない部分が、修正の依頼となって現れているのは間違いのないことだからだ。
もちろん、ニーズを満たせていなくても、修正の依頼をしてこないクライアントがいることは承知だ。だからこそ、修正の依頼はありがたく受け止めなければならない@感謝の心
妄想力
修正の依頼には、これまでも応えてきた。
しかしながら、修正の依頼の背景までを理解する努力は、残念ながら、怠ってきてしまったと思う。
おそらく、「何を知るべきか」の「何」にクライアントのニーズの文言が入ってなかったからだと思う。
これからは、修正依頼の背景を妄想するのだ。
そしたら、何かが見えるのかもしれない。
そういえば、自分の強みの1つに、妄想することを挙げることができる。
妄想した上での、仮説の設定、その後のアプローチ、結果のフィードバック。
これらを組み合わせることで、何かが変わると思う。
「アイ キャン フラーイ!」@窪塚洋介
情報の取り扱い方
「修正の依頼」は、ともすれば、自分のプライドを傷つける都合の悪い情報のカテゴリに入るのだろう。
しかしながら、正しく使えば、自己の成長にとって都合のよいものになると思う。
先日、「チャレンジャ号(スペースシャトル)」の事故原因を究明する番組を見ていた。
原因は、「低温時のOリング(ゴム輪)の性能低下」をNASAが軽視したことだそうだ。
ゴムが、低温化で硬くなることなど、中学生でも知っている話だ。
科学の最先端をいく専門家集団のNASAが、このことを軽視し、結果として、7名の宇宙飛行士が亡くなった。
NASAは、使用されているOリングが、発射日の環境下では、問題を引き起こすことを知っていたらしい。
それでも、飛ばした。そして、爆発。
情報を手に入れた後において、大切なことは、「何に使うか」ということだろう。
そんなことを痛感させられた番組だった。