言い訳
「言い訳するな!」と言われた人は多いのではないのだろうか?
僕は、言い訳する人とはあまり仕事をしたくない。いつ責任転嫁されるか分からないから。
また、自分自身も言い訳をしたくない。自分自身が弱くなっていくようで・・・。
「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。」(碇シンジ)
完全なる排除
「言い訳」の完全なる排除が、生み出すもの。
現存している課題・問題に対する思考の停止だと思う。
問題が生じたときに、「なぜ生じたのか?」という思考も言い訳の一種だからだ。
過去に、言い訳を許さない所長の下で働いていたことがある。
組織内に山積していた問題、課題や不合理に取り組む人間は誰もいなかった。
問題が起きた時、原因は個人の問題に帰結していたためだ。
思考の停止のほかに生み出されるものは、生産性の著しい低下だ。
「言い訳」をしないためには、失敗しないことであり、
失敗しないための最も有効な方法は、何もしないことだからだ。
大切なこと
大切なことは、最初に思い浮かんだ「言い訳」について、深く思考することであろう。
何種類もの「言い訳」は必要ない。
最初に思い浮かんだ「言い訳」の背景に、課題へのアプローチのヒントが含まれている確率が高いと思う。
1つだけ言い訳を許そう。他人にも、自分にも。
行動改善
ドラッカー先生が述べる成功のための秘訣の1つに、成果を妨げる因子となっている行動(現在、行っている行動或いは現在、行っていない行動)を改善することが挙げられている。
自分にとっては、成果につながるであろう行為(例えば、先般のブログで書いた技術書を読むとか)が頭の中にはあるのだが、実行に移せていないことが、改善すべき行動なのだろう。
なぜ?
「時間がないから」
あまり好きな言い訳ではないけど、実際にはそうだ。
「しなければいけない」、「したい」及び「した方がよい」の3つのカテゴリのうち、実行に移せていない行為は、「した方がよい」のカテゴリに属しているのだろう。
「しなければいけない」または「したい」のカテゴリに入れることができれば、即時の行動が実現されるはずだ。
「しなければいけない」のカテゴリに入れるためには、外的因子が必要。
だから、外的因子を必要としない「したい」のカテゴリに入れることが現実的だ。
即ち、マインドセットの変更だ。
きっとなすべきことは、
5円玉を目の前で吊るすことだろう。。
「あったかい布団でぐっすり眠る、こんな楽しい事あるか」(のび太)