CISCOとEMCの共著
ciscoとEMCが共同で"storage virtulization"を宣伝するのwhite paperを出した。読んでみると、EMCのstorage routerの用途や利点について書かれてあった。マイグレーションやボリュームの集中管理などが例として挙げられていたが、どれも目新しさはなかった。
ファブリックで仮想的なボリュームを見せ、I/Oトラフィックを目的とする物理ストレージまでルーティングする話はどれだけユーザに受け入れられるだろうか。storage routerにできることはいまでもできるので、アディショナルなベネフィットがみあたらない。やはりここはHDSのタグマストアのアプローチが素直だと思う。
タグマの場合、ストレージを買ったお客さんには漏れなくストレージ仮想化機能が付いてくる。使うか使わないかは、お客さんの自由だ。EMC+CISCOの場合、どちらか一方を買っただけでは駄目で、ハードとソフトの両方が必要になる。これでは参入障壁が高すぎる。また恐らくバグとか障害とかあったら責任の押し付けあいになるのではないか。お客さんも困ると思う。
ではHDSの勝ちなのか?
恐らく暫くはそうなるだろう。EMCが完成もしていない製品をマーケティングするのは、出遅れていることを証明している。HDSはEMCのリプレースで更にシェアを伸ばすと思う。
EMCが勝つには、仮想化装置のステートに注目する必要がある。タグマはストレージの発展系なのでキャッシュメモリを持つ。つまり受信したデータは一時的にそこに止まる。一方、storage routerの場合はスイッチの発展系なのでステートを持たない。これはスケーラビリティの差として現れる。つまりタグマには規模や構成に限界がある。これはステートを持つコンピュータの宿命である。
storage routerなら、スイッチ間をまたがったマイグレーションも可能である。タグマだとサーバ側にソフトを入れて少しI/Oを止めないと、装置間のマイグレーションはできない。スイッチならそんな面倒なことは不要だ。仮想LUはネットワーク上を自由に動き回れるし、仮想LUへの経路も自在だ。EMCとCISCOにはこの点をもっと突き詰めて考えて欲しい。
ファブリックで仮想的なボリュームを見せ、I/Oトラフィックを目的とする物理ストレージまでルーティングする話はどれだけユーザに受け入れられるだろうか。storage routerにできることはいまでもできるので、アディショナルなベネフィットがみあたらない。やはりここはHDSのタグマストアのアプローチが素直だと思う。
タグマの場合、ストレージを買ったお客さんには漏れなくストレージ仮想化機能が付いてくる。使うか使わないかは、お客さんの自由だ。EMC+CISCOの場合、どちらか一方を買っただけでは駄目で、ハードとソフトの両方が必要になる。これでは参入障壁が高すぎる。また恐らくバグとか障害とかあったら責任の押し付けあいになるのではないか。お客さんも困ると思う。
ではHDSの勝ちなのか?
恐らく暫くはそうなるだろう。EMCが完成もしていない製品をマーケティングするのは、出遅れていることを証明している。HDSはEMCのリプレースで更にシェアを伸ばすと思う。
EMCが勝つには、仮想化装置のステートに注目する必要がある。タグマはストレージの発展系なのでキャッシュメモリを持つ。つまり受信したデータは一時的にそこに止まる。一方、storage routerの場合はスイッチの発展系なのでステートを持たない。これはスケーラビリティの差として現れる。つまりタグマには規模や構成に限界がある。これはステートを持つコンピュータの宿命である。
storage routerなら、スイッチ間をまたがったマイグレーションも可能である。タグマだとサーバ側にソフトを入れて少しI/Oを止めないと、装置間のマイグレーションはできない。スイッチならそんな面倒なことは不要だ。仮想LUはネットワーク上を自由に動き回れるし、仮想LUへの経路も自在だ。EMCとCISCOにはこの点をもっと突き詰めて考えて欲しい。