焼肉と水族館 | Data Stone

焼肉と水族館

一枚一枚丁寧に肉を網の上に並べて焼く日本の焼肉はとっても繊細だ。

肉は薄く小さく一口サイズで食べやすい。タレは醤油と味噌。豚カルビなるものはベーコンに似た切り方で、既に塩味がついている。ご飯にもビールにも合う。

今食べている肉を切り出した牛さんは個体番号で特定できる。狂牛病騒ぎの結果か。

水族館に行くと、誰でも彼でも魚や蟹を見るたびに「おいしそう」と言う。こういう人達は、牛や豚を見ても、魚と同じように「おいしそう」と言うのだろうか。

彼等は単に無教養なのだろうか。それとも勉強嫌いを気取っていた小中学生の頃の名残で、水族館という状況も理解できずに、知的好奇心は皆無なのだろうか。それとも知識がないために喋ることがなく、オウムのように「おいしそう」を繰り返しているのだろうか。それとも魚を食べてきた日本人の歴史から、魚に関してだけは特別に目の前で泳いでいる魚が食べ物に見えてしまうのだろうか、イケスと同じ感覚で。

私はナイーブだからか、生きている動物と皿の上の肉が頭の中で一致しない。これって異常なのだろうか。