CiscoのSANTap | Data Stone

CiscoのSANTap

EMCのStorage Routerの宣伝かと思ってスルーしていたら,どうもいろんなISVがCisco MDSに対応したストレージ・アプリを発表したようですね。

従来はMDSのAPI(SANTap)をIBMやEMC,Veritasなど大手ベンダに限定して使わせていましたが,他のISVにも門戸を開いたようです。かつてのRhapsodyの戦略に近くなったのではないでしょうか。

やはりレプリケーション機能での連携が多く,Alacritus,FalconStor,Kashya,Topio,Xiotechが対応を発表しています。ディスク・アレイ・ベンダのXiotechもこの手のレプリケーション機能をやっているのは知りませんでした。

少し毛色が違うのがバックアップ・ソフト・ベンダのCommVaultで,MDSのEcopy機能を使ってディスクから直接テープへのサーバ・レス・バックアップ構成をCertifyしたとあります。スイッチでEcopyするのが新しい点ですね。

あとは最近あまり話を聞かなかったCloverleafがまだ生きていることを確認できて良かったです。

B&Sの記事を読んでも分かりますが,BrocadeもMcDataもCiscoの動きの早さをFollowしきれていない感じです。スタートアップではMaranti,Maxxan,Troikaしかおらず弱いなぁと思います。FC SANのハイエンド市場は近いうちにCiscoの独断場になるのではないでしょうか。

先ほどT11のページを見たら,EmulexがT11/05-172v0でFAST (Fibre Channel Attached SATA Tunnel)なる,SATAのFISをFC上に乗せようという提案をしていることを知りました。それ自体は技術的にはありえるなぁ,ってくらいなんだけど,問題はスライド9。スイッチとFAST RAIDコントローラが別々の箱で描かれているけど,一個でもいいよね。

結局スイッチとRAIDコントローラって融合していく方向にあって,そうするとやっぱスイッチ・ベンダとストレージ・ベンダっていずれはぶつかるんだなーって思う。

キャッシュ・メモリやRAID5,ドライブ障害管理はRAIDコントローラにしか持てないけど,それら以外のもっとユーザにうれしい上位機能はスイッチが持っていっちゃう可能性が高いのではないだろうか。だとするとRAIDコントローラがシンプルになっていいなー,とも思う。