女子学生向け,フリーの賃貸情報誌 | Data Stone

女子学生向け,フリーの賃貸情報誌

今日,不動産屋の店頭に置いてあったフリーの賃貸情報誌を手に取ってみました。今は賃貸情報に用はないのだけれど,何か面白いネタがあるかなと思ったからでした。

開いて中を見てみると,もうそれだけで閉じたくなるような情報量の多さと無機質さ加減でした。実際全体をばらばら見てからすぐに元に戻しました。

この情報誌はB5サイズのページに20件近く部屋の情報が詰まって載っているのです。賃貸料,住所,間取りなどが書かれていました。

借りる人にとってはすべて必要な情報だし,出来るだけ多くの候補から選びたいという気持ちがあります。そういった需要がこんな高密度で無機質な情報誌を生み出したのでしょうか。

私が手に取った情報誌は女子学生向けでした。近くに女子大学があるのです。この情報誌は高校を卒業したばかりの若い女性向けと言えるでしょう。

彼女らは受験を終え,高校を卒業し,一人暮らしで一段上の大人の生活を始めようとしている状況にあります。彼女らは世界的に見てもファッションや流行に敏感な人たちの仲間入りをする時期に差し掛かっていますし,携帯で解読不能なメールを交換しては,毎日友達や彼氏の話題が尽きません。でもバイトとお小遣いしか収入が無いのでお金はあまり持っていません。

このようなプロファイルを持つ彼女ら向けには,どんな賃貸情報誌を作れば効果があるのでしょうか?

思いついたことを並べてみます。

(1) 生活スタイルを定義する
(2) 周辺情報を充実する
(3) かっこいい名前を考える

生活スタイルを定義するっていうのは,価値観や好みなどで顧客を分類し,それに合わせた部屋を提供するというものです。

例えば普段読んでいるファッション雑誌の違いで,部屋を分類してみてはどうでしょうか。

ファッション雑誌の特徴についてはここが参考になりそうです。

情報誌には最寄り駅がどこで,駅まで何分かという情報は載っていますが,周辺情報の充実化っていうのは,周りに何があるかをもっと詳細に評価することで部屋のランクを変えることです。

例えばスーパーやコンビニ,宅配サービス,弁当屋,クリーニングなどがどのくらい充実しているかで部屋のランクを決めたり,女性には気になる犯罪率や周囲の住人の特徴などでランクを決めたりすることが考えられます。

最後のかっこいい名前をつけるというのは,『不動産』,『賃貸』,『一人暮らし』,『部屋探し』,『学生マンション』などの日本語ではなく,なんかかっこいい名前にしてみる。

リクルートがフォレントとかいうサイトを持っているけど,For Rentをイメージしにくいカタカナ英語になっている。かと言って,ForRent.comには"Search Apartments"くらいしか単語がなくって,輸入してもかっこ良くない。

個人的には(1)と(2)は学生以外にも役立ちそう。

(1)は内装や家具の選択と配置,インテリアなども含めてコーディネートしてくれるサービスがあるとうれしい。やはり自分で部屋を素敵にするには才能が必要で,私には無いからです。

また,いくらインターネットが発達したからと言って,私が住む家が圏内の出前にどんな選択肢があるかは教えてくれない。地域密着型の不動産屋なら(2)の情報も教えて欲しい。

こう考えると,不動産や賃貸はまだまだ付加価値を付けられるのではないでしょうか。