放射性物質の危険が迫る今,日本ではさらに恐ろしいことに,疑似科学的発想に基づく放射線対策が蔓延しているようです.善意であれば,気休めともいえるでしょうが,中にはあぶく銭を稼ぐための詐欺と化している場合もあります.
基本的に,放射性物質は,半減期をまつぐらいしか消す方法はないようです.ですから「放射性物質を消す」あるいは「弱める」という商品があれば,基本的に詐欺です.
たとえば,「足の裏を放射線から保護するため」の,鉛の底のついた靴などが売り出されているそうですが,基本的には足底への放射線を防ぐことはできません.α線やβ線は,簡単な遮蔽で皮膚への遮蔽はできますが,放射性セシウムがだすγ線は,メートル単位の分厚いコンクリートや十センチ以上の鉛でなければ遮蔽できず,遠くまで放射線が貫通します.つまり,本当の足裏放射線保護靴は,10センチ以上の鉛のついた上げ底の靴です.おそらく,かろうじてその上にたてたとしても,アスリートでもない限り,日常生活をこなすのは難しいでしょう.もちろん,その場合でも,足底以外は普通にある分だけの放射性物質からの放射線を浴びまくります.
よく言われる,放射線を除去する浄水器などですが,ある程度大きい固形物などを濾過することはできても,もともと液体の状態の放射性物質であるストロンチウムなどは除去できません.もしそんなことが可能であったら,東電でストロンチウムだけが残ったセシウム除去後の水で苦労することはないでしょう.最近人気のゼオライトなどでは,セシウムはかなり除去できるようですが,完璧にとはいかないようですし,濾過するごとにゼオライトそのものにセシウムがたまって放射性廃棄物になります.もし完全に放射性物質が除去できると謳っていれば,それだけで詐欺だと思っていいと思います.そもそも「放射線を除去」を謳わなければ売れないような代物なら,普通の濾過機能も安心できるかどうかわからないでしょうから,通販などで安易に買うのは危険でしょうね.いい加減なものだったり,浄水器として真っ当なものでも,手入れなどを怠ると,雑菌の温床となって危険です.手軽に安心できる水を飲むなら,普通のお店で手に入るミネラルウォーターを買った方がいいでしょう.
色々な微生物などが,放射線に反応するということはあるようですが,たとえば乳酸菌が放射能を消したり弱めたりすることはないそうです.なかには放射線を好んで取り込むような微生物がいるそうですが,体に取り込むだけで,微生物そのものが放射線を消すことはないようですね.発酵食品が体内の放射性物質の排出に役立つという発言もよく聞きますが,それよりは食べ物に気をつけて放射性物質を最初から体内に入れない方がベストでしょう.ちなみに,糠や梅には放射性物質がたまりやすいそうですから,これらをつかった発酵食品である糠漬けや梅干しなどは生産地に注意しないと逆効果でしょう.
家屋除染用の高圧水噴射装置なども売り出されているようですが,汚染を家屋からひっぺがすには,おそらくコンクリートの表面や塗料がはげおちるぐらいの威力が必要でしょう.そもそもそうすれば,辺り一面に飛沫とともに放射性物質が飛び散ります.うっかりそんなところで息を吸い込めば,なにもしなければ吸い込むこともない放射性物質で肺が内部被曝にさらされますし,着ている衣服ももちろん,露出している皮膚も同様汚染されます.水と一緒に流れ落ちた放射性物質は,まわりの土壌に吸い込まれたり,下水を汚染して行くだけです.そもそも除染は,あえて放射能にもっとも近いところに向かう,ある意味英雄的行為で,プロでも健康上のリスクを賭して行うものです.基本的に放射線の影響の強い,若い人にはとても勧められませんし,子供にやらせるなどというのは論外です.
色々放射性物質に対峙しているブログはありますが,なかには安全かどうかを握って判断する(?)という意味不明な人などもいます.もちろん,放射性物質なら握ること自体が被曝になりますが,判断はできません.それですぐ判断できるとすれば,β線やけどなどの,目に見える危険な症状が出る時ぐらいでしょうね.今はこういうあやしげなマッサージもどきの「画期的」疑似治療法が,どうどうとまかり通っています.ほとんど宗教といっていいでしょうが,この状況をある意味後押ししているのが,「放射能は笑っていれば安全だ」などとあり得ないことを行っている医学界の人々だったりするのが頭の痛い現実です.
放射線からの避難などを装った不動産詐欺なども横行することとおもいます.放射線から開放されるために買った土地や家が,とても人の住めないような原野や廃屋同然の家であった,などという悲惨なことに陥らないよう,契約内容や,契約相手の素性などには気をつけて調査すべきでしょうね.こんな記事を書いたのも,最近カミングアウトしてきた「原発事故を憂う」ブロガーが,長野に移住村を作るなどといううさんくさいことを言い始め,ど素人のブロガーが行うコンサートに長野くんだりまで賛同者を集めたということがあったからです.そのブログ自体はそれこそ疑似科学からUFOまで取り揃えた,ネット上限定であれば,大変おもしろいブログですが,現実に出てくるとなると,詐欺とはいわなくともかなりうさんくさい代物です.ある時点から,そのブロガーが避難村をつくるなどと,おかしなことを言い始め,コンサートを開くなどいいはじめた時点で,正体を現し始めた感がしましたが,驚くべきことに,相当数の人々がそんなどう考えてもでたらめなものにやすやすと騙されてしまって,長野にまではるばるコンサートに行き,しかもその際に個人情報をどうも収集されたふしがあります,まあネットとはある程度の範囲で付き合いをすべきということを肝に銘じていなければならないもので,現実に足を踏み出すとなると,それなりの覚悟が必要ですが,どうもそのことがわかっていない人が沢山いるというのも悲しいネットの現実ですね.twitterを見ていると,コンサート後にいたってまだそんなものを信じている人がいるようですが,それは他の詐欺師にとっても,絶好のカモであるという印をつけているも同然でしょう.ちなみに,長野などは現時点では比較的安全な地域ではありますが,懸念されている4号機の使用済み燃料プールの崩壊がおこれば,長野は完全に強制避難区域レベルです.北海道も余裕でアウトでしょう.移住村を作るとすれば,僕なら九州,できれば沖縄あたりでしょうか.
基本的に,放射性物質は,半減期をまつぐらいしか消す方法はないようです.ですから「放射性物質を消す」あるいは「弱める」という商品があれば,基本的に詐欺です.
たとえば,「足の裏を放射線から保護するため」の,鉛の底のついた靴などが売り出されているそうですが,基本的には足底への放射線を防ぐことはできません.α線やβ線は,簡単な遮蔽で皮膚への遮蔽はできますが,放射性セシウムがだすγ線は,メートル単位の分厚いコンクリートや十センチ以上の鉛でなければ遮蔽できず,遠くまで放射線が貫通します.つまり,本当の足裏放射線保護靴は,10センチ以上の鉛のついた上げ底の靴です.おそらく,かろうじてその上にたてたとしても,アスリートでもない限り,日常生活をこなすのは難しいでしょう.もちろん,その場合でも,足底以外は普通にある分だけの放射性物質からの放射線を浴びまくります.
よく言われる,放射線を除去する浄水器などですが,ある程度大きい固形物などを濾過することはできても,もともと液体の状態の放射性物質であるストロンチウムなどは除去できません.もしそんなことが可能であったら,東電でストロンチウムだけが残ったセシウム除去後の水で苦労することはないでしょう.最近人気のゼオライトなどでは,セシウムはかなり除去できるようですが,完璧にとはいかないようですし,濾過するごとにゼオライトそのものにセシウムがたまって放射性廃棄物になります.もし完全に放射性物質が除去できると謳っていれば,それだけで詐欺だと思っていいと思います.そもそも「放射線を除去」を謳わなければ売れないような代物なら,普通の濾過機能も安心できるかどうかわからないでしょうから,通販などで安易に買うのは危険でしょうね.いい加減なものだったり,浄水器として真っ当なものでも,手入れなどを怠ると,雑菌の温床となって危険です.手軽に安心できる水を飲むなら,普通のお店で手に入るミネラルウォーターを買った方がいいでしょう.
色々な微生物などが,放射線に反応するということはあるようですが,たとえば乳酸菌が放射能を消したり弱めたりすることはないそうです.なかには放射線を好んで取り込むような微生物がいるそうですが,体に取り込むだけで,微生物そのものが放射線を消すことはないようですね.発酵食品が体内の放射性物質の排出に役立つという発言もよく聞きますが,それよりは食べ物に気をつけて放射性物質を最初から体内に入れない方がベストでしょう.ちなみに,糠や梅には放射性物質がたまりやすいそうですから,これらをつかった発酵食品である糠漬けや梅干しなどは生産地に注意しないと逆効果でしょう.
家屋除染用の高圧水噴射装置なども売り出されているようですが,汚染を家屋からひっぺがすには,おそらくコンクリートの表面や塗料がはげおちるぐらいの威力が必要でしょう.そもそもそうすれば,辺り一面に飛沫とともに放射性物質が飛び散ります.うっかりそんなところで息を吸い込めば,なにもしなければ吸い込むこともない放射性物質で肺が内部被曝にさらされますし,着ている衣服ももちろん,露出している皮膚も同様汚染されます.水と一緒に流れ落ちた放射性物質は,まわりの土壌に吸い込まれたり,下水を汚染して行くだけです.そもそも除染は,あえて放射能にもっとも近いところに向かう,ある意味英雄的行為で,プロでも健康上のリスクを賭して行うものです.基本的に放射線の影響の強い,若い人にはとても勧められませんし,子供にやらせるなどというのは論外です.
色々放射性物質に対峙しているブログはありますが,なかには安全かどうかを握って判断する(?)という意味不明な人などもいます.もちろん,放射性物質なら握ること自体が被曝になりますが,判断はできません.それですぐ判断できるとすれば,β線やけどなどの,目に見える危険な症状が出る時ぐらいでしょうね.今はこういうあやしげなマッサージもどきの「画期的」疑似治療法が,どうどうとまかり通っています.ほとんど宗教といっていいでしょうが,この状況をある意味後押ししているのが,「放射能は笑っていれば安全だ」などとあり得ないことを行っている医学界の人々だったりするのが頭の痛い現実です.
放射線からの避難などを装った不動産詐欺なども横行することとおもいます.放射線から開放されるために買った土地や家が,とても人の住めないような原野や廃屋同然の家であった,などという悲惨なことに陥らないよう,契約内容や,契約相手の素性などには気をつけて調査すべきでしょうね.こんな記事を書いたのも,最近カミングアウトしてきた「原発事故を憂う」ブロガーが,長野に移住村を作るなどといううさんくさいことを言い始め,ど素人のブロガーが行うコンサートに長野くんだりまで賛同者を集めたということがあったからです.そのブログ自体はそれこそ疑似科学からUFOまで取り揃えた,ネット上限定であれば,大変おもしろいブログですが,現実に出てくるとなると,詐欺とはいわなくともかなりうさんくさい代物です.ある時点から,そのブロガーが避難村をつくるなどと,おかしなことを言い始め,コンサートを開くなどいいはじめた時点で,正体を現し始めた感がしましたが,驚くべきことに,相当数の人々がそんなどう考えてもでたらめなものにやすやすと騙されてしまって,長野にまではるばるコンサートに行き,しかもその際に個人情報をどうも収集されたふしがあります,まあネットとはある程度の範囲で付き合いをすべきということを肝に銘じていなければならないもので,現実に足を踏み出すとなると,それなりの覚悟が必要ですが,どうもそのことがわかっていない人が沢山いるというのも悲しいネットの現実ですね.twitterを見ていると,コンサート後にいたってまだそんなものを信じている人がいるようですが,それは他の詐欺師にとっても,絶好のカモであるという印をつけているも同然でしょう.ちなみに,長野などは現時点では比較的安全な地域ではありますが,懸念されている4号機の使用済み燃料プールの崩壊がおこれば,長野は完全に強制避難区域レベルです.北海道も余裕でアウトでしょう.移住村を作るとすれば,僕なら九州,できれば沖縄あたりでしょうか.