MacBook AirとかMac miniとか、Apple社のMacも思いのほか、お安くなってきましたね。しかし、標準の内蔵ストレージは256GBか512GB。それでは物足りないという方も多いのではないでしょうか。購入時にオプションで2TBを指定することもできますが、お財布と相談することになります。

 

そこで、内蔵ストレージのオプションよりはるかに安い外付けのハードディスクやSSDを増設し、大量の動画など大事なデータを保存する方も沢山いらっしゃいます。

 

私は、データ復旧会社に勤務するデータ復旧エンジニアです。Macユーザのハードディスクも数多く見てきました。

 

そんな、Macに外付けハードディスクを接続し、大量の動画を保存していた医大生さんのお話です。

 

この医大生さん、ある日いつも通りMacを立ち上げ、外付けハードディスクを接続しましたが、ハードディスクのアイコンが出てきません。Macのディスクユーティリティを開いても、ドライブが出てきません。ハードディスクが壊れたと思って慌てた医大生さん、大事な動画データが見れなくなって真っ青になって、私が勤めるデータ復旧会社にハードディスクを持ち込みました。

 

早速、初期診断をしたところ、物理的な障害はみられず、論理障害の疑いがありました。

ところが、会社のMacにハードディスクを接続し、10分ほど放置したところ、ハードディスクのアイコンが表示されました。

中のデータも正常なようです。

 
このハードディスクに何が起きたのでしょう?
 
医大生さんのMacでハードディスクが認識されなかったとき、ごく軽度な論理障害が発生していたと思われます。MacのOSは、ハードディスクが接続されると、正常なストレージデバイスであるか簡易な検査をします。その検査で障害を見つけると、自動修復 (First Aid・ファーストエイド)を試みます。First Aidで自動修復を試みている間は、アイコンが出てこず、ディスクユーティリティでも表示されません。First Aidによる自動修復は、短ければ数分、長いときは8時間以上かかることがあります。
 
この医大生さんのMacでも、First Aidによる自動修復が走っていたはずです。でもこの医大生さんは待ちきれず、自動修復中のハードディスクを抜いて、データ復旧を依頼したようです。自動修復が完了するまで待てば、ハードディスクは正常に修復されたと思われます。
 

さて、データ復旧作業をするまでもなく、MacのFirst Aidで自動修復されてしまったので、良心的なデータ復旧業者である私の会社では、診断結果は「異常なし」、データ復旧費用は無料となりました。(競合他社のデータ復旧業者さんでは、論理障害として復旧費用を請求するところもあります。)

 

この医大生さん、データ復旧費用は無料の連絡をしたところ、すぐ来社され、ニコニコしてお持ち帰りされました。

また タダ働きになってしまった。フー!

 

で、この医大生さん、どんな動画データかが入っているか事前に教えてほしかったぁ!

 

申し込みの際は、「動画が多数」としか書かれていませんでした。

医大生さん、法医学専攻の方でした。

動作検証のため再生した動画が・・・以下自粛

 

 タダなのに、私の胃に大きなダメージがありました。お昼ご飯が食べられない。

 

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