スプリングステークスはガロアクリークが優勝し皐月賞への優先出走権を手にしました。ガロアクリークは父キンシャサノキセキで現役時代に高松宮記念を連覇した名スプリンターでした。
母系にはキングマンボやブラッシングルームなどが入っているので、スピードとスタミナが合わさった配合となっており、2000mをこなせるスタミナはありそうです。所属する上原厩舎は16年前にダイワメジャーが皐月賞を制しています。
GⅠ5勝を挙げたダイワメジャーですが、皐月賞では10番人気の伏兵でした。ガロアクリークも本番の皐月賞でコントレイルやサリオスら有力馬をあっと言わせ、先輩のダイワメジャーのように中距離やマイル戦で活躍する名馬へと成長することが出来るのか注目ですね。
今週は春のスプリント王決定戦高松宮記念が中京競馬場で行われます。昨年は3番人気のミスターメロディが優勝するも、2・3着に12番人気セイウンコウセイと17番人気ショウナンアンセムが入り3連単450万の大波乱でした。
また、18年1着ファインニードルは秋のスプリンターズステークスも制し、スプリントGⅠ春秋連覇を達成しています。今年は昨年のスプリンターズステークスの覇者タワーオブロンドンがスプリントGⅠ春秋連覇を目指し出走を予定しています。
過去5年の連対馬の前走傾向は、シルクロードステークスが4頭、阪急杯が2頭、チェアマン図スプリント、オーシャンステークス、京都牝馬ステークス、フェブラリーステークスがそれぞれ1頭となっています。距離別にみると距離延長組が0頭、同距離組が6頭、距離短縮組が4頭と同距離組が有利となっています。
血統傾向はアドマイヤムーンやキングカメハメハ、ストームキャットの血を持つ馬の好走が目立ちます。また、ミッキーアイルやレッツゴードンキ、セイウンコウセイなど過去に高松宮記念で好走実績のある馬が再び好走する傾向があり、今年の登録馬ではセイウンコウセイ、ナックビーナスが該当します。リピーターには注目が必要です。
タワーオブロンドンは前走のオーシャンステークスで3着。父レイヴンズパスはミスタープロスペクター系、母父ダラカニはシャーリーハイツ系という血統。前走は休み明けが響いたか直線で弾けず3着に敗れましたが、昨年のスプリンターズステークスを短いレース間隔で制しているように叩かれて良化するタイプです。この一叩きで変わってくるでしょう。今回は福永騎手に乗り替わりとなりますが、昨年の優勝を含め高松宮記念は3勝と得意としているので問題はないでしょう。
グランアレグリアは前走の阪神カップで1着。父ディープインパクト、母父タピットという血統。タワーオブロンドンとは同門の藤沢和雄厩舎になります。昨年は桜花賞を制覇しGⅠ馬へと輝きました。桜花賞、阪神カップを休み明けで制しているように休み明けは得意としています。スプリント戦は初となりますが、高松宮記念ではディープインパクト産駒はミッキーアイルが、桜花賞馬はレッツゴードンキが過去に好走しています。桜の女王からスプリント女王になるか注目です。
セイウンコウセイは前走のシルクロードステークスで5着。父アドマイヤムーン、母父カポーティという血統。高松宮記念は17年1着で19年3着と複数好走しています。前走はハイペースを粘って0.2秒差の5着と7歳となった現在も衰えはありません。2度目の高松宮記念制覇も可能性も十分あり得るでしょうか。
上記以外では18年3着のダイワメジャー産駒のナックビーナス、19年ヴィクトリアマイルの覇者のハービンジャー産駒ノームコアにも注目したいと思います。

