NHKマイルカップは道中2番手を進んだラウダシオンが逃げ込みを図るレシステンシアを直線で差し切り優勝。ラウダシオンは重賞初制覇がGⅠ勝利になりました。
また父リアルインパクトも産駒初の重賞制覇、そして祖父ディープインパクトは孫世代初のGⅠ勝利となり、まさに初物づくしの結果となりました。ラウダシオンの父リアルインパクトも重賞初制覇は3歳で挑戦した安田記念でした。
リアルインパクトの母トキオリアリティーはアイルラヴァゲインやネオリアリズム、また、孫世代でも昨年のマイル王インディチャンプやアウィルアウェイなどの活躍馬を輩出した名繁殖牝馬。
特に短距離路線での活躍馬が多く、リアルインパクト自身も今後はダイワメジャーやフジキセキのように短距離戦線で多くの活躍馬を出す種牡馬になっていくかもしれません。短距離路線を引っ張っていく存在になるかラウダシオンの今後にも注目ですね。
今週は春の古馬女王決定戦ヴィクトリアマイルが東京競馬場で行われます。過去にはウオッカやブエナビスタ、アパパネなどの歴史的名牝の勝利がある一方、3連単2000万の大波乱など一筋縄ではいかないレースとなっています。
そのヴィクトリアマイルに今年は現役最強馬アーモンドアイが出走を控えています。牝馬3冠、ジャパンカップ、ドバイターフ、天皇賞とここまでGⅠ6勝。
ここを勝てばJRAGⅠ7勝の最多タイに並びます。近走は体調不良や予定していたレースの中止などで順調には使えていませんが現役最強馬として同じ牝馬には負けられないでしょう。アーモンドアイ復活なるか?
過去5年の連対馬の前走傾向は、阪神牝馬ステークスが5頭、高松宮記念、京都牝馬ステークス、福島牝馬ステークス、中山牝馬ステークス、ダービー卿チャレンジトロフィーがそれぞれ1頭となっています。距離別にみると距離延長組が1頭、同距離組が7頭、距離短縮組が2頭と同距離組が有利となっています。
血統的傾向はディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールド、ハーツクライなどの王道血統の好走が目立ちます。また、13年、14年1着のヴィルシーナ、15年、16年1着ストレイトガール、17年3着、18年1着のジュールポレールなどリピーターの好走も多い点にも注目です。今年は昨年1着ノームコア、2着プリモシーンが該当しています。
アーモンドアイは前走の有馬記念は9着。父ロードカナロア、母父サンデーサイレンスという血統。前走の有馬記念は予定していた香港カップを熱発で回避し急遽の参戦となりましたが、その影響や中山コースなども重なり自己ワーストの9着に終わりました。今回も予定していたドバイ遠征が中止になっての参戦と調整に狂いが生じていますが、この困難を乗り越え復活の勝利なるか注目です。
プリモシーンは前走のダービー卿チャレンジトロフィーで5着。父ディープインパクト、母父ファストネットロックはダンチヒ系という血統。前走こそ5着に敗れましたが、2走前の東京新聞杯では牡馬相手に1着と東京マイルを得意としています。今回は昨年の優勝騎手のレーン騎手とのコンビでの参戦となります。レーン騎手に導かれ、最強牝馬を倒し昨年2着からのGⅠ奪取を狙います。
サウンドキアラは前走の阪神牝馬ステークスで1着。父ディープインパクト、母父アグネスデジタルという血統。7着に敗れた昨年のヴィクトリアマイル以降5戦4勝で、現在重賞3連勝中と素質が開花しました。鞍上は今年重賞を6勝し桜花賞制覇で勢いに乗る松山弘平騎手。絶好調の鞍上とのコンビで4連勝での頂点を狙います。
上記以外では昨年の優勝のノームコア、阪神牝馬ステークス2着のスカーレットカラーに注目していきたいと思います。

