ヴィクトリアマイルは現役最強馬アーモンドアイが女王の貫録を見せつけ優勝。直線では一度もムチを使うことなく2着に4馬身差つける完勝でした。アーモンドアイはこれでシンボリルドルフやディープインパクトら歴代の名馬に並び芝GⅠ最多タイの7勝目。
次走では最多勝利記録更新の芝GⅠ8勝目がかかります。次走は再び牡馬と激突することが濃厚ですが、アーモンドアイなら難なく偉業を達成してしまうのではないかと思います。令和の時代の競馬史に新たな1ページが刻まれる時を楽しみに待ちましょう。
今週は牝馬クラシック第2弾となる優駿牝馬オークスが東京競馬場で行われます。過去にはアーモンドアイやジェンティルドンナなど多くの名牝が勝利してきたオークスに、今年は無敗の桜花賞馬デアリングタクトが2冠目を目指し挑みます。
昨年のラヴズオンリーミーやカワカミプリンセスなど、無敗のオークス馬は何頭か現れていますが、無敗の牝馬2冠となると63年前のミスオンワードまで遡らなければなりません。63年ぶりの大偉業へ、そしてその先には牝馬史上初の無敗の牝馬3冠へ向けて、デアリングタクトの走りに注目です。
過去5年の連対馬の前走傾向は、桜花賞が5頭、忘れな草賞とフローラステークスが2頭、スイートピーステークスが1頭となっています。桜花賞組が基本路線となりますが、桜花賞組で連対しているのは桜花賞で3着までに好走していた馬か上位人気に支持されていた馬となっています。また、別路線組は全て前走で連対していました。
血統的傾向はディープインパクトやキングカメハメハ系など東京2400mで実績のある種牡馬の産駒の好走が目立ちます。また、近年ではフランケルやハービンジャー、バゴなどの欧州型の血を持つ馬も好走するようになってきました。
デアリングタクトは前走の桜花賞で1着。父エピファネイア、母父キングカメハメハという血統。重馬場でおこなわれた桜花賞は上り最速の末脚でレシステンシアを差し切り1冠目を手にしました。父エピファネイア、母父キングカメハメハともに東京2400mのGⅠを勝っており、距離も問題ないでしょう。祖母シーザリオが勝った舞台で孫も輝くことが出来るのか。
ウインマリリンは前走のフローラステークスで1着。父スクリーンヒーロー、母父フサイチペガサスという血統。強風の中行われたフローラステークスでは4コーナー5番手から上り2位の末脚を繰り出し重賞初制覇を挙げました。前走騎乗した横山武史騎手が騎乗停止となったため、今回は父の横山典弘騎手が騎乗となります。息子から父へのリレーでオークス制覇なるか。
ホウオウピースフルは前走のフローラステークスで2着。父オルフェーヴル、母父キングカメハメハで半兄にグランプリホースのブラストワンピースがいる血統。フローラステークスでは勝ち馬のウインマリリンと同じ上り2位の末脚を繰り出しましたが、クビ差届かず2着に敗れました。デアリングタクトと同じく父、母父ともに東京2400mのGⅠ勝ち馬という配合で、距離延長で持ち味が生きる可能性は十分あると思います。
上記以外ではシンザン記念勝ち馬サンクテュエール、フラワーカップ勝ち馬アプレイズにも注目したいと思います。

