安田記念は3番人気に支持されたグランアレグリアが優勝。GⅠ8勝目がかかった1番人気アーモンドアイに2馬身半差をつける快勝でした。グランアレグリアは昨年の桜花賞に続きGⅠ2勝目。
阪神カップ優勝や高松宮記念でも2着など、そのスピードは数多くのディープインパクト産駒の中でもトップクラスに入るでしょう。ディープインパクト産駒はスプリンターズステークスと高松宮記念のスプリントGⅠはまだ優勝していませんが、グランアレグリアなら父の悲願を叶えることも不可能ではないと思います。
短距離界の新女王としてグランアレグリアが一時代を築いてくれることを期待したいですね。
春のGⅠも残すところ宝塚記念を残すばかり。GⅠの中休みとなる今週はマーメイドステークスが阪神競馬場で行われます。過去にはアドマイヤグルーヴやダイワエルシエーロなどGⅠホースの活躍が目立ったマーメイドステークスですが、06年にハンデ戦に変わって以降は大荒れのレースが続くなど、かなり難解なレースとなっています。
重賞実績馬よりも前走条件戦を使った上り馬の好走が多い事が難易度を上げている一因でしょう。今年も上り馬が優勝するのか、重賞実績馬が意地を見せるのか注目です。
過去5年の連対馬の前走傾向は、パールステークスが5頭、福島牝馬ステークスが2頭、緑風ステークス、大阪城ステークス、御室ステークスがそれぞれ1頭となっています。
条件戦が3レース入っており、中でもパールステークス組が有利となっています。今年もパールステークス組は5頭の登録がありますが、今年はコロナウィルスでの番組変更により、京都競馬場ではなく新潟競馬場で行われました。これがどう影響するのか気になるところです。
距離別にみると距離延長組が8頭、同距離組が1頭、距離短縮組が1頭と距離延長組が有利となっています。
血統的傾向はディープインパクト、ステイゴールド、マンハッタンカフェの産駒の好走が目立ちます。特にステイゴールド産駒はその系統のオルフェーヴル含め、複数の好走馬を輩出していますので出走してきたら注目です。
リープフラウミルヒは前走の福島牝馬ステークスで2着。父ステイゴールド、母父クロフネという血統。福島牝馬ステークスは12番人気と低評価ではありましたが、上り3位の末脚を繰り出し2着に好走しました。過去に好走したステイゴールド産駒は、オルフェーヴル産駒の昨年のサラスを含め母父に米国ダート型の血を持っており、母父クロフネのリープフラウミルヒも過去の好走馬と共通しています。今回の出走馬の中でも今回の条件はピッタリの1頭でしょう。
シャンティローザは前走のパールステークスで3着。父ダノンシャンティ、母父エルプラードはサドラーズウェルズ系という血統。新潟で行われたパールステークスは上り2位の末脚を繰り出し3着に入りました。父ダノンシャンティはNHKマイルカップの勝ち馬ではありますが、産駒のスマートオーディンが毎日杯と京都新聞杯を勝つなどフジキセキ系の中でも中距離をこなせる系統となっています。今年は新潟開催ではありましたが、パールステークス組の激走はあるのか注目です。
ミスマンマミーアは前走の烏丸ステークスで1着。父タニノギムレット、母父サンデーサイレンスという血統。烏丸ステークスでは上り最速の末脚を繰り出し差し切りました。牡馬相手に快勝したことは、牝馬限定重賞を走る上で大きなアドバンテージになるでしょう。先週は同距離の鳴尾記念で母父タニノギムレットのパフォーマプロミスが優勝しており、条件も向くのではないでしょうか。
上記以外では昨年の優勝馬サラス、パールステークス2着のナルハヤにも注目したいと思います。

