オークスは桜花賞馬デアリングタクトがゴール前で粘るウインマリリンを差し切り優勝。ミスオンワード以来63年ぶりとなる無敗の2冠牝馬となりました。直線では前が狭くなる場面もありましたが、抜け出してからの末脚は05年のオークス馬の祖母シーザリオを彷彿とさせる凄まじいものでした。
牝馬2冠を難なく制し、秋の秋華賞では史上初となる無敗での牝馬3冠制覇が期待されます。その先には最強牝馬アーモンドアイとの対決や祖母シーザリオに続く世界挑戦と夢は膨らみます。まずは3冠制覇へ向け英気を養い、秋にはより成長した姿で競馬界を沸かせてくれることを期待しましょう。
今週は日本ダービーが東京競馬場で行われます。注目は無敗の皐月賞馬コントレイルでしょう。前走の皐月賞はホープフルステークス以来のレースでしたが、サリオスとの叩きあいを制し父ディープインパクトとの親子2代での無敗の皐月賞馬に輝きました。
今回のダービーではシンボリルドルフ、トウカイテイオー以来となる親子2代での無敗の2冠馬への期待が高まります。コロナウイルスで揺れた日本に勇気を与えるニューヒーローとしてコントレイルは輝くことが出来るのか注目です。
過去5年の連対馬の前走傾向は、皐月賞が8頭、京都新聞杯が2頭となっており、勝ち馬もこの2重賞以外からは出ていません。前哨戦の青葉賞組、プリンシパルステークス組は過去を遡っても2着までとなっています。
また、皐月賞組で馬券に絡んだ馬は3着以内に入っていた馬か上位人気に支持されていた馬。それ以外のローテーションで絡んだ馬は前走で全て連対していました。
血統傾向はディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒の好走が目立ちます。ダービー馬はダービー馬からという格言もあるように現役時代にダービーを勝った馬の産駒が好走しやすい傾向にあります。ディープインパクトやキングカメハメハ産駒はもちろんですが、オルフェーヴル産駒やキズナ産駒などが出走してきたら注目が必要です。
コントレイルは前走の皐月賞で1着。父ディープインパクト、母父アンブライドルドソングはミスタープロスペクター系という血統。皐月賞では直線でサリオスとの一騎打ちとなり、これを制したコントレイル。
半馬身差ではありましたが、その勝ちっぷりは着差以上に余裕があるように思えました。東京競馬場は東京スポーツ杯2歳ステークスを圧勝した舞台であり、前走以上にこの馬の末脚が活きることは間違いないと思います。親子2代の無敗の2冠馬へ死角はないか。
サリオスは前走の皐月賞で2着。父ハーツクライ、母父ロミタスはニジンスキー系という血統。前走は2着惜敗ではありましたが、朝日杯の覇者としての力は見せました。東京競馬場もサウジアラビアロイヤルカップ優勝の実績があり問題ないでしょう。朝日杯勝ち馬のダービー制覇となればナリタブライアン以来となります。コントレイルにリベンジし世代の頂点に立つことができるのか。
サトノフラッグは前走の皐月賞で5着。父ディープインパクト、母父ノットフォーセールはグレイソヴリン系という血統。弥生賞を快勝し、2番人気で臨んだ皐月賞は直線で伸びず5着に敗れました。
今回は弥生賞を制した時の鞍上である武豊騎手とのコンビで挑みます。16年のダービーでは同オーナーのサトノダイヤモンドがハナ差の2着に敗れました。4年越しの忘れ物を取り戻し、サトノ軍団の悲願なるか。
上記以外では前走の京都新聞杯を制したキズナ産駒のディープボンド、プリンシパルステークス覇者でオルフェーヴル産駒のビターエンダーにも注目していきたいと思います。

