今週は3歳牡馬クラシック最終戦、菊花賞が京都競馬場で行われる。
ディープインパクトやオルフェーヴル、ゴールドシップなど春のGⅠホースが力を示す年があれば、ザッツザプレンティやデルタブルース、ソングオブウインド、トーホウジャッカルなど夏を越して春の実績馬を逆転する年もある歴史ある一戦。
過去の傾向だが、ここ5年ほどで傾向が大きく変化した。
かつての菊花賞は01年マンハッタンカフェや04年1着デルタブルースなど2400mを超える条件戦で実績のある馬の好走が目立っていたが、近年では18年1着フィエールマンや16年1着サトノダイヤモンド、15年1着キタサンブラックなど1800mの重賞実績がある馬の好走が目立っている。
血統傾向にも変化が表れている。
かつては長距離血統のダンスインザダークやブライアンズタイム、リアルシャダイなどが強さを発揮していたが、近年ではディープインパクトやステイゴールド、キングカメハメハなどのクラシック血統を父に持つ馬が走っているものの、母系にサクラバクシンオーやダンチヒ系、ストームキャット系、ミスタープロスペクター系など短距離血統を持つ馬の好走が増えている。
以前のスタミナ比べからスピード比べに傾向がシフトチェンジしてきたことが考えられる。
以前のスタミナ比べからスピード比べに傾向がシフトチェンジしてきたことが考えられる。
ヴェロックスは春のクラシックでは皐月賞2着、ダービー3着と登録馬の中でも最上位の存在になる。
前走の神戸新聞杯では勝ったサートゥルナーリアの末脚に屈したものの、2着と力は示した。
父ジャスタウェイは中距離で世界ナンバーワンになったスピード性に優れた種牡馬。
母父のモンズンはスタミナに優れた種牡馬なので3000mの距離はこなせるだろう。
秋華賞のクロノジェネシスのように春のうっ憤をここで晴らすか。
母父のモンズンはスタミナに優れた種牡馬なので3000mの距離はこなせるだろう。
秋華賞のクロノジェネシスのように春のうっ憤をここで晴らすか。
ザダルは春にプリンシパルステークスを勝ち、ダービーの出走権を手にしたがその後、休養に入った。
休み明けとなった前走のセントライト記念では中段から脚を延ばし3着。
父トーセンラーはディープインパクトの初年度産駒でマイルチャンピオンシップ1着、菊花賞3着、天皇賞春2着と幅広い距離で活躍し、特に京都競馬場を最も得意としていた。
ザダル自身も折り合いに不安のあるタイプはなく距離に融通も利きそうなので、父が得意にしていた京都競馬場で激走もあるかもしれない。
ザダル自身も折り合いに不安のあるタイプはなく距離に融通も利きそうなので、父が得意にしていた京都競馬場で激走もあるかもしれない。
タガノディアマンテは春のクラシックでは皐月賞6着、ダービー9着に終わったが、1800mのきさらぎ賞2着の実績がある。
前走のセントライト記念は6着だったが、前有利の展開を後方から追い込んだ。
前走のセントライト記念は6着だったが、前有利の展開を後方から追い込んだ。
父オルフェーヴルは菊花賞勝ち馬で祖父ステイゴールドは過去10年で4頭の好走馬を出しており菊花賞との相性もいい。
前走からの一叩きで大きく変われば春の実績馬に一泡吹かす可能性もあるだろう。
前走からの一叩きで大きく変われば春の実績馬に一泡吹かす可能性もあるだろう。
レッドジェニアルは春に菊花賞と同じ京都外回りの京都新聞杯を勝っており、この時の2着馬は後のダービー馬ロジャーバローズだった。
前走の神戸新聞杯は先行し4着。キングカメハメハ産駒は勝ち馬こそ出していないものの、18年3着ユーキャンスマイルや15年3着エアスピネルなど好走馬を出している。
前走の神戸新聞杯は先行し4着。キングカメハメハ産駒は勝ち馬こそ出していないものの、18年3着ユーキャンスマイルや15年3着エアスピネルなど好走馬を出している。
母父はマンハッタンカフェで菊花賞馬を持つという点ではユーキャンスマイルと共通している。
鞍上の酒井学騎手は14年にトーホウジャッカルで優勝しており、その再現なるかに注目したい。
鞍上の酒井学騎手は14年にトーホウジャッカルで優勝しており、その再現なるかに注目したい。
ワールドプレミアは春の若葉ステークス以来の休み明けとなった神戸新聞杯で上り最速の末脚を繰り出し3着。
小頭数でのレース、エンジンの掛かりが遅い脚質という事を考えれば一叩きとして上々の結果だろう。
小頭数でのレース、エンジンの掛かりが遅い脚質という事を考えれば一叩きとして上々の結果だろう。
父ディープインパクトは16年サトノダイヤモンドや18年フィエールマンと2頭の菊花賞馬を輩出している。勝負所でのズブさはあるが、3000mの今回なら力を存分に発揮できるのではないだろうか。
今年は皐月賞馬、ダービー馬不在と混戦模様。
秋華賞のように春の上位組が力を示すのか。それとも夏の上り馬の逆転があるのか。
秋華賞のように春の上位組が力を示すのか。それとも夏の上り馬の逆転があるのか。




