2012年5月27日(日) 東京競馬場 10R 15:40発走
第79回 東京優駿(GI)2400mm



7572頭中の最優秀な1頭が決まる。
今年は2強+伏兵などといわれているが、過去の1番人気は7勝と堅実。
ただ1番人気、2番人気のワンツーは10年で一度だけ。ここ5年は馬連万馬券が3回出ているし、三連単も5年連続10万円越えと何かしら様相が変わってきているのも事実。



前走のレース別成績(過去10年)
皐月賞 6-3-6-61
NHKマイルC 3-1-1-19
青葉賞 0-4-1-24
京都新聞杯 0-2-0-19
プリンシパルS 0-0-2-19
その他のレース 1-0-0-7

やはり前走は皐月賞とMHKマイル(あと1頭はウォッカ)。しかも前走凡走(4着以下)からの巻き返し優勝はロジユニバース(皐月賞14着)のみ。青葉賞馬が4頭2着とがんばっているが、勝ちには届かないジンクス。


人気別成績(過去10年)
1番人気 7- 0- 1- 2/ 10
2番人気 1- 1- 0- 8/ 10
3番人気 1- 2- 1- 6/ 10
4番人気 0- 1- 1- 8/ 10
5番人気 0- 3- 0- 7/ 10
6番人気 0- 0- 2- 8/ 10
7番人気 1- 0- 3- 6/ 10
8番人気 0- 0- 2- 8/ 10
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10
10番人気 0- 1- 0- 9/ 10
11番人気 0- 0- 0- 10/ 10
12番人気 0- 1- 0- 9/ 10
13番人気 0- 0- 0- 10/ 10
14番人気 0- 1- 0- 9/ 10
15番人気 0- 0- 0- 10/ 10
16番人気 0- 0- 0- 10/ 10
17番人気 0- 0- 0- 10/ 10
18番人気 0- 0- 0- 9/ 9

1番人気で掲示板を外した2頭はこの後も勝つことがなく、皐月賞燃え尽き症候群と言われている。1番人気に比べ2番人気の信頼度は一気に下がる。7番人気で優勝したのはエイシンフラッシュ。
1着は3番人気までから、2着は5番人気までからの組み合わせ(3着は8番人気まで)の確率が高いが・・・



馬体重別成績(過去10年)
480キロ以上 8-7-7-66
479キロ以下 2-3-3-83

479キロ以下の2頭とはディープインパクトとオルフェーブル。
前走で見ると、明らかな小型馬はヒストリカル(434kg)、ワールドエース(446kg)、エタンダール(430kg)。
ワールドエースはジンクスを払拭して三冠馬と肩を並べることはできるのか?

枠別成績(過去10年)
1枠 4- 1- 0-15/20
2枠 2- 1- 1-16/20
3枠 2- 2- 0-16/20
4枠 0- 3- 3-14/20
5枠 0- 0- 1-19/20
6枠 1- 2- 0-17/20
7枠 1- 0- 3-26/30
8枠 0- 1- 2-26/29

1枠~3枠の内枠で8勝とはこれいかに!?



きさらぎ賞のジンクス
3着以内馬30頭のうち12頭はきさらぎ賞出走馬と半数近い。1頭は入ってくる確率が高い。
昨年は1着2着ともに。
またこれらの馬が穴を開けることもありうる。
今年はきさらぎ賞の1着~4着が出走。ワールドエース、ヒストリカル、ベールドインパクト、ジャスタウェイ。

東京2400mの成績(過去3年)
(%は優勝率、連対率、複勝率の順。データは連対率順)
安藤勝己 4- 3- 0- 8/15 26.7% 46.7% 46.7%
内田博幸 9-10- 5-26/50 18.0% 38.0% 48.0%
ウィリア 1- 3- 1- 7/12 8.3% 33.3% 41.7%
蛯名正義 10- 5- 5-27/47 21.3% 31.9% 42.6%
横山典弘 6- 3- 6-22/37 16.2% 24.3% 40.5%
川田将雅 2- 1- 0-11/14 14.3% 21.4% 21.4%
柴田大知 0- 3- 1-10/14 0.0% 21.4% 28.6%
藤岡佑介 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 20.0%
松岡正海 2- 6- 3-30/41 4.9% 19.5% 26.8%
武豊 1- 3- 2-15/21 4.8% 19.0% 28.6%
田辺裕信 0- 3- 1-15/19 0.0% 15.8% 21.1%
岩田康誠 2- 1- 1-17/21 9.5% 14.3% 19.0%
柴田善臣 2- 2- 4-28/36 5.6% 11.1% 22.2%
池添謙一 1- 0- 1-11/13 7.7% 7.7% 15.4%
福永祐一 1- 0- 5-16/22 4.5% 4.5% 27.3%
秋山真一 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
小牧太 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0%
佐藤哲三 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

安藤、内田の3着内率は異常。柴田大知も優勝こそしていないが、しぶとく連対してきている。
それに比べ、福永の連対率が最低クラスなのはなんとも気になるところではないだろうか・・・マイルが得意の福永・・・ここは正念場なのか!?




最終予想
2強のどちらをとるか? データ的にはどちらが有利という優劣はない。ゴールドシップが1番人気に返り咲いたら問題はないのだが。あまり高配当は期待しないほうがよさそうだ。
ヒストリカル:安藤が気になるが、前走毎日杯というデータが過去にない。個人的に近藤夫妻は嫌い。
フェノーメノ:凡走と優勝が交互に繰り返す馬。気分屋なのかとも思うが優勝コースはすべて東京。よほど相性がいいのか偶然か。大駆け要注意。
トーセンホマレボシ:前走京都新聞杯でレコード勝ち。その反動と前走のメンバーを見る限り今回は見送る。
グランデッツァ:前走が道悪(稍重)のせいだという、デムーロの言い訳が本当であれば今回逆転があってもおかしくはない。鞍上のやる気しだい。
ディープブリランテ:この馬が一番悩む。岩田が失格恐怖症になっている可能性もあるが、「生産者:パカパカファーム」というのを知ると憎めない。
穴:
コスモオオゾラ:がんばれ大知! 他の騎手の鼻をあかしてほしい!


三連複
軸(ゴールドシップ or ワールドエース)-(コスモオオゾラ、ディープブリランテ、フェノーメノ、グランデッツァ):1600円

三連単
ゴールドシップ→(フェノーメノ、グランデッツァ)→(ディープブリランテ、ワールドエース):×100円=400円

計:2000円