先週は散々でした。気を取り直していきたいと思います。荒れるように見えるときに限って固い気がする・・・



2012年5月6日(日) 東京競馬場 11R 15:40発走
第17回 NHKマイルカップ(GI)1600mm

枠番馬番馬名騎手名前走
11 メジャーアスリート 池添 謙一 橘S 2
2 ネオヴァンクル 北村 友一 橘S 13
23 レオアクティブ 蛯名 正義 マーガレットS 2
4 モンストール 柴田 善臣 皐月賞 9
35 カレンブラックヒル 秋山 真一郎 NZT 1
6 シゲルスダチ 後藤 浩輝 マーガレットS 1
47 ハナズゴール 田辺 裕信 チューリップ賞 1
8 マウントシャスタ 岩田 康誠 毎日杯 2
59 セイクレットレーヴ 横山 典弘 NZT 2
10 ブライトライン 安藤 勝己 NZT 3
611 マイネルロブスト 松岡 正海 皐月賞 16
12 クラレント 小牧 太 弥生賞 12
713 オリービン 川田 将雅 NZT 4
14 ジャスタウェイ 福永 祐一 アーリントンC 1
15 サドンストーム 勝浦 正樹 NZT 5
8 16 ガンジス 藤岡 佑介 橘S 1
17 アルフレード C.ウイリアムズ スプリングS 12
18 レオンビスティー 内田 博幸 NZT 7
※NZT=ニュージーランドトロフィ

かつては外国産馬用に設けられたレースだが、今はダービー2400mは長いと判断したマイラー内国産馬もしくはダービー出走に未練が残るとりあえずGI出とけ馬がほとんど。
後々マイラーで活躍する馬もいるが、短命馬(フロックかここら辺がピーク)も多い。
馬連は10年で3回の万馬券、三連単は昨年こそ1万円を下回ったが、7年で6回の1万円越え、2回の100万円越え。2桁人気も軽視できず簡単には決まらないレースの1つだが・・・



前走のレース別成績(過去10年)
桜花賞 2-1-0-4
皐月賞 0-3-3-24
スプリングS 1-2-0-3
NZT 3-3-3-58
毎日杯 4-1-0-3
オープン特別 0-0-4-29
その他のレース 0-0-0-29

数で圧倒するNZTからの馬が多くを占めるが率は悪い。桜花賞、スプリングS、毎日杯からの参戦馬が連対率がよい。ただしそれらのレースで好成績を収めている馬がほとんどなので、アルフレードの12着はやはり割引に。
オープン特別で3着に入った馬4頭中3頭は、橘SとマーガレットSで好走馬。


前走の着順別成績(過去10年)
1着 4-1-3-40
2着 1-4-0-15
3着 3-2-2-13
4着 0-1-1-10
5着 0-0-0-8
6~9着 1-2-2-27
10着以下 1-0-2-37

前走3着以内で[8-7-5]の成績なのでこれらの馬が中心になることは間違いない。6着以下から優勝した2頭も1600mで優勝経験があった。やはり距離適正は重要。



通算連対率別成績(過去10年)
50%未満 1-2-2-75
50~100%未満 9-8-8-69
100% 0-0-0-6

連対率が50%以上の馬の連対(わかりにくい表現)数が20頭中17頭と圧倒している。3着馬も8頭と連対率つまりは安定感を軽視できないということだろう。
気になるのはパーフェクト連対で参戦している6頭がいまだに3着にも入っていないことだ。ただしこの6頭はオープンをあがってきたばかりで人気がなかった馬がほとんどだった。今回人気を集めるカレンブラックヒル、マウントシャスタはともに連対率100%だが、今までの傾向とは大きく異なるので過去データだけで切り捨てるのは乱暴だろう(といって天皇賞は甘く見て散ったわけだが・・・)


前走人気別成績(過去10年)
1番人気 1-0-4-21
2番人気 3-2-0-14
3番人気 2-1-1-14
4、5番人気 0-2-2-?
6~9番人気 4-4-1-33
10番人気以下 0-1-2-43

前走にもよるので何とも言えない指標だが、前走1番人気(3着)で当該レースも1番人気で優勝したのはグランプリボスのみ。2、3番人気だった馬、6~9番人気の連対率が高い。
前走1番人気:カレンブラックヒル、レオアクティブ、ガンジス
前走2、3番人気:マウントシャスタ、セイクレットレーヴ、オリービン、ジャスタウェイ、アルフレード
前走6~9番人気:シゲルスダチ、レオンビスティー 

これを見るとマウントシャスタはデータ的に強い位置にいることになる。



枠は7枠が優秀。内枠も侮りがたし
7枠が[4-2-2-22]と一番好成績。ただし、1~3枠は2007年を除いて9年3着以内に13頭も入ってきている。1~3枠から1頭、7枠から1頭選出してみるのもおもしろい。

東京(or左回り)経験馬
優勝馬は過去10年で7頭が東京競馬場1400m以上を経験しており、6頭が連対実績を持っていた(残り1頭も中京競馬場で優勝している)。特にこの5年はこの傾向がある。
かと言って美浦調教馬は過去2頭しか優勝していない。
関西馬で東京で連対実績がある馬:ガンジス(ダート)、レオンビスティー(ダート)
関西馬で中京で連対実績がある馬:ブライトライン、レオンビスティー
今年は関東馬が強いので関東馬も見てみると、
関東馬で東京で連対実績がある馬:レオアクティブ、ハナズゴール、セイクレットレーヴ


最終予想
軸となるような馬はいない。カレンブラックヒル、マウントシャスタの2強っぽいイメージがあるが、共に経験が浅く東京未経験なため過信できる馬ではない。それでもデータ上はマウントシャスタが1歩リードか(初の長距離輸送が気になるが)。
セイクレットレーヴ:データ的に気になるのは枠と関東馬ということだけで一押し。
ブライトライン:中京で勝っているのは大きいが、ムラがあるのが気になる。
ハナズゴール:東京実績に秀でている。牝馬の相性もいいレースだが、チューリップ賞からの3着以内は過去になし。GI馬2頭に勝っているという実績を信じてどこまで復活しているか・・・
アルフレード:叩き2戦目。昨年と騎手も含めて同じなのが気になるが今回は捨て!

穴:
レオアクティブ:京王杯の力が出せれば3着ぐらいならありうる。
オリービン:7枠ならこいつしかいないだろう。
大穴:
サドンストーム:7枠と末脚にかける。荒れるなら3着ぐらいは・・・
レオンビスティー:血統無視で騎手にかける。末脚はそんなに悪くない馬なので位置取りしだいでは・・・

三連複軸1頭BOX
軸セイクレットレーヴ→カレンブラックヒル、マウントシャスタ、ブライトライン、ハナズゴール、レオアクティブ、オリービン、サドンストーム、レオンビスティー:×100円=2800円

三連単:フォーメーション
(セイクレットレーヴ、ハナズゴール)→(セイクレットレーヴ、ハナズゴール)→(レオアクティブ、マウントシャスタ)×100円=400円

計:3200円