4ヶ月ぶりでずいぶんさぼっていました。今年の私な成績はややマイナスでございます。GIは桜花賞のみ的中してました。では、久々にデータ予想します。
2012年4月29日(日) 京都競馬場 11R 15:40発走
第145回 天皇賞(春)(GI)3200mm
難解なコースかつ最長距離GIで、名騎手と名馬の組み合わせで固く決まるレースと思いきや、ここ10年で優勝騎手は全員違うし、1番人気の優勝はディープインパクトのみで、半数が馬連万馬券、半数以上が三連単20万円以上と意外と荒れているレースである。
人気別成績(過去10年)
1番人気 1-0-3-6
2番人気 3-2-0-5
3番人気 1-2-0-7
4番人気 0-3-2-5
5番人気 0-0-3-7
6~9番人気 2-1-1-36
10番人気以下 3-2-1-70
この結論だけ見れば、昨今言われる「1番人気が飛ぶ」というデータもうなずける。1番人気の優勝馬はただ1頭ディープインパクト(単勝1.1倍)。しかし、今回も絶対的な1番人気なので「1番人気は飛ぶ」といううわさを丸呑みしないほうがいい。過去10年で1番人気になった馬はぽっと出で阪神大賞典を勝ったGI未勝利馬や菊花賞を勝ったりステイヤー路線で好成績を残した“だけ”馬だったりする。もちろん勝った馬もそういう馬が多いのだが、これは人気の裏をいかれているだけで実力的にはあまり変わりなかったと言って良いだろう。
11~13年前は3年連続で1番人気が勝っていたし、テイエムオペラオー、ビワハヤヒデ、スペシャルウィークなど後世に名を残す名馬はきっちり勝ってきている。
そう考えると今回いろいろ言われている「オルフェーブル」は過去のなんちゃって1番人気と同等の扱いにはならないだろう。圧勝か何かやらかすかの二択だと思われる。今年のGI4戦で未だ1番人気が連対していないのも気になる。
年齢別成績(過去10年)
4歳 6-4-2-41
5歳 2-3-6-32
6歳 2-1-2-27
7歳以上 0-2-0-36
4歳中心で7歳以上は7歳で好調な馬がいれば穴として検討といったところ。ナムラクレセントが春先調子を上げてきたので3着争いぐらいなら狙ってもおもしろいだろう。
前走別成績(過去10年)
大阪杯 3-2-2-18
日経賞 2-5-1-32
阪神大賞典 2-2-5-45
ハンブルクC 1-1-1-18
大阪杯、日経賞、阪神大賞典は拮抗している。一応それらのレースで3着以内に来ている馬がほとんどで、例外は6頭。ただし、休養明け叩き2戦目で照準をあわせてきている場合もあるので前々回のレースも着目したほうがよいだろう。
ハンブルクCからの参戦馬は穴馬として参考にしてみていいが、今回のメンバーでは距離未知数の実力馬クレスコグランドが叩き2戦目で化けるのに賭けてみる程度かな。
前年菊花賞
前年の菊花賞馬 3-0-1-1
前年の菊花賞2着馬 0-0-0-4
菊花賞2着馬はウインバリアシオンだが、相性は悪いようだ。ただし、去年のヒルノダムールは菊花賞7着からの巻き返し。単なるジンクスととらえウインバリアシオンを抑えるかどうかは悩みどころ。
基本的には3000m以上の重賞に出走経験があるほうが望ましい。勝つならほぼ必須といえる。
2012年4月29日(日) 京都競馬場 11R 15:40発走
第145回 天皇賞(春)(GI)3200mm
枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手名 | 前走 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | ビートブラック | 石橋 脩 | 阪神大賞典 10 |
2 | トウカイトリック | 幸 英明 | 阪神大賞典 6 | |
2 | 3 | ナムラクレセント | 和田 竜二 | 阪神大賞典 3 |
4 | モンテクリスエス | 松岡 正海 | ハンブルクC 5 | |
3 | 5 | ジャガーメイル | 四位 洋文 | 阪神大賞典 5 |
6 | ゴールデンハインド | 荻野 琢真 | ハンブルクC 8 | |
4 | 7 | ユニバーサルバンク | 田辺 裕信 | ハンブルクC 1 |
8 | ギュスターヴクライ | 蛯名 正義 | 阪神大賞典 1 | |
5 | 9 | コスモロビン | 柴田 大知 | 日経賞 4 |
10 | ケイアイドウソジン | 川田 将雅 | 日経賞 7 | |
6 | 11 | ウインバリアシオン | 武 豊 | 日経賞 2 |
12 | クレスコグランド | 浜中 俊 | ハンブルクC 3 | |
7 | 13 | フェイトフルウォー | 柴田 善臣 | 日経賞 8 |
14 | ローズキングダム | 後藤 浩輝 | 大阪杯 4 | |
15 | ヒルノダムール | 藤田 伸二 | 阪神大賞典 4 | |
8 | 16 | トーセンジョーダン | 岩田 康誠 | 大阪杯 3 |
17 | トウカイパラダイス | 柴山 雄一 | 名古屋城S 1 | |
18 | オルフェーヴル | 池添 謙一 | 阪神大賞典 2 |
難解なコースかつ最長距離GIで、名騎手と名馬の組み合わせで固く決まるレースと思いきや、ここ10年で優勝騎手は全員違うし、1番人気の優勝はディープインパクトのみで、半数が馬連万馬券、半数以上が三連単20万円以上と意外と荒れているレースである。
人気別成績(過去10年)
1番人気 1-0-3-6
2番人気 3-2-0-5
3番人気 1-2-0-7
4番人気 0-3-2-5
5番人気 0-0-3-7
6~9番人気 2-1-1-36
10番人気以下 3-2-1-70
この結論だけ見れば、昨今言われる「1番人気が飛ぶ」というデータもうなずける。1番人気の優勝馬はただ1頭ディープインパクト(単勝1.1倍)。しかし、今回も絶対的な1番人気なので「1番人気は飛ぶ」といううわさを丸呑みしないほうがいい。過去10年で1番人気になった馬はぽっと出で阪神大賞典を勝ったGI未勝利馬や菊花賞を勝ったりステイヤー路線で好成績を残した“だけ”馬だったりする。もちろん勝った馬もそういう馬が多いのだが、これは人気の裏をいかれているだけで実力的にはあまり変わりなかったと言って良いだろう。
11~13年前は3年連続で1番人気が勝っていたし、テイエムオペラオー、ビワハヤヒデ、スペシャルウィークなど後世に名を残す名馬はきっちり勝ってきている。
そう考えると今回いろいろ言われている「オルフェーブル」は過去のなんちゃって1番人気と同等の扱いにはならないだろう。圧勝か何かやらかすかの二択だと思われる。今年のGI4戦で未だ1番人気が連対していないのも気になる。
年齢別成績(過去10年)
4歳 6-4-2-41
5歳 2-3-6-32
6歳 2-1-2-27
7歳以上 0-2-0-36
4歳中心で7歳以上は7歳で好調な馬がいれば穴として検討といったところ。ナムラクレセントが春先調子を上げてきたので3着争いぐらいなら狙ってもおもしろいだろう。
前走別成績(過去10年)
大阪杯 3-2-2-18
日経賞 2-5-1-32
阪神大賞典 2-2-5-45
ハンブルクC 1-1-1-18
大阪杯、日経賞、阪神大賞典は拮抗している。一応それらのレースで3着以内に来ている馬がほとんどで、例外は6頭。ただし、休養明け叩き2戦目で照準をあわせてきている場合もあるので前々回のレースも着目したほうがよいだろう。
ハンブルクCからの参戦馬は穴馬として参考にしてみていいが、今回のメンバーでは距離未知数の実力馬クレスコグランドが叩き2戦目で化けるのに賭けてみる程度かな。
前年菊花賞
前年の菊花賞馬 3-0-1-1
前年の菊花賞2着馬 0-0-0-4
菊花賞2着馬はウインバリアシオンだが、相性は悪いようだ。ただし、去年のヒルノダムールは菊花賞7着からの巻き返し。単なるジンクスととらえウインバリアシオンを抑えるかどうかは悩みどころ。
基本的には3000m以上の重賞に出走経験があるほうが望ましい。勝つならほぼ必須といえる。
最終予想
軸:オルフェーブル まぁこれは外せないだろう。1着軸にするか連対保証にするかは掛け金次第。
相手:
ギュスターヴクライ:GI未経験ということで思った以上に他馬に人気をとられているが、ここ1年間の安定感は確実に評価できる。屋根は絶好調の蛯名騎手だし枠もいいので阪神大賞典の再現があってもおかしくない。
ウインバリアシオン:菊花賞ではオルフェーブルを上回る上がりを見せている。オルフェーブルに普通に土をつけるとしたらこの馬しかないかもしれないが、「後方待機ままの武」が追いつけるかどうか。日経賞の力を見れば上位に食い込むことは間違いないと思う。
ヒルノダムール:ここ最近の成績はあまりよいとは言えないが、そこまで腐ってもいない。去年の経験も生かせれば再び上位も狙えるだろう。馬券的にもそこそこおいしい。
トーセンジョーダン:人気馬の中では唯一距離未経験。なんか去年のトゥザグローリーを思い出す。ショウナンマイティなどにガチで負けているのも割引で思い切って見送るのも手か?
穴:
ナムラクレセント:春先に調子が出てくるタイプ。3着ぐらいならあってもいいかも。
ケイアイドウソジン:Gハインドが逃げミスして楽な単騎逃げになればダイヤモンドSの再現があってもおかしくない。イングランディーレも逃げ勝ちしているので、一発狙いならおもしろい。
クレスコグランド:未知数な中では実績は一枚上。マークもきつくないだろうから3着狙いならありかも。
軸:オルフェーブル まぁこれは外せないだろう。1着軸にするか連対保証にするかは掛け金次第。
相手:
ギュスターヴクライ:GI未経験ということで思った以上に他馬に人気をとられているが、ここ1年間の安定感は確実に評価できる。屋根は絶好調の蛯名騎手だし枠もいいので阪神大賞典の再現があってもおかしくない。
ウインバリアシオン:菊花賞ではオルフェーブルを上回る上がりを見せている。オルフェーブルに普通に土をつけるとしたらこの馬しかないかもしれないが、「後方待機ままの武」が追いつけるかどうか。日経賞の力を見れば上位に食い込むことは間違いないと思う。
ヒルノダムール:ここ最近の成績はあまりよいとは言えないが、そこまで腐ってもいない。去年の経験も生かせれば再び上位も狙えるだろう。馬券的にもそこそこおいしい。
トーセンジョーダン:人気馬の中では唯一距離未経験。なんか去年のトゥザグローリーを思い出す。ショウナンマイティなどにガチで負けているのも割引で思い切って見送るのも手か?
穴:
ナムラクレセント:春先に調子が出てくるタイプ。3着ぐらいならあってもいいかも。
ケイアイドウソジン:Gハインドが逃げミスして楽な単騎逃げになればダイヤモンドSの再現があってもおかしくない。イングランディーレも逃げ勝ちしているので、一発狙いならおもしろい。
クレスコグランド:未知数な中では実績は一枚上。マークもきつくないだろうから3着狙いならありかも。
三連複BOX
軸オルフェーブル→ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ヒルノダムール、ナムラクレセント、ケイアイドウソジン、クレスコグランド:×100円=1500円
三連単:フォーメーション
オルフェーブル→(ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ヒルノダムール)→(ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ヒルノダムール、ナムラクレセント、ケイアイドウソジン、クレスコグランド)×100円=1500円
計:3000円
軸オルフェーブル→ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ヒルノダムール、ナムラクレセント、ケイアイドウソジン、クレスコグランド:×100円=1500円
三連単:フォーメーション
オルフェーブル→(ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ヒルノダムール)→(ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ヒルノダムール、ナムラクレセント、ケイアイドウソジン、クレスコグランド)×100円=1500円
計:3000円