恋愛ドラマの鉄板なのか
恋愛ドラマにおいて
超重要ポイントとなるのが告白といってもいいですよね。
どんな告白の仕方が一番印象的でスか?
「好きだーーーーーーー!!!」
と男が去りゆく彼女に向かって叫ぶ告白
彼女が立ち止まり思わず彼の元にかけこむ。
みたいな。
「好きになっちゃった」
「私も」
2人は見つめ合いそっと唇を交わす。
カメラがどんどんフェードアウトしていって2人だけの時間になる。
翌日、体の関係を持ちましたとベッドで裸の2人にシーンから始まる。
みたいな。
ドラマには鉄板のシーン。
そしてまた鉄板のシーンを見つけてしまった。
「好きです」
ここまではどの恋愛ドラマにもある。
要はこの後のセリフ。
「もう一回、言って」
ドンッ!
「好き」というより「もう一回、言って」の時の方が
キュンと来てしまうのは僕だけでしょうか?
「もう一回、言って」
この時のヒロインの顔はホントに超重要っす。
視聴者に
くはぁ~~~~~っていう感じを表さないといけないから。
と僕は勝手に判断しています。
「好きです」
「もう一回、言って」
「好きだ」
「もう一回。」
「何度も言わすなよ」
「もう一回」
「好き」
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多くてもここまでが限界じゃないですかね。
これ以上続くと
「最後に、もう一回」
「うれせぇぇぇぇぇえええ」
ドーーーーーーンと顔面グーパンチを喰らいます。
飛び倒れる彼女。顔を抑える彼女。泣く彼女。
はぁ、はぁ、はぁ。と男の吐息に合わせ肩が上下している。
男は彼女をじっと、ずっと見つめている。
ゆっくりと立ち上がる彼女。
今日のために着てきた白のワンピースが
鼻血が垂れ落ち痕がついている。
フラフラな身体で彼の元に
一歩一歩歩み寄る彼女だが彼は一歩一歩引き下がる。
「、、、」
彼は震え始めた。
よく見ると彼女の口元が少し動いている。
まさか
「、もぅ、、、回」
欲しがる女は欲が満たされるまで執着するのか。
やめてくれ、
「好きだ!好きだ!好きだ!」
「もう、、、回」
なぜだ、なんだだよもう!
分かったから!!
はっ!彼は気づいた。
これはもしかしてもしかしてなのか!
愛しあう~ふ~た~りぃ~♪
いかんいかん!違うに決まってる
この状況で善からぬ事を考えてしまった。
いや待てよホントは「好き」を求めているんじゃない。
彼女は歌ってくれるノリのより僕の反応を待っているんじゃないか。
ピンチの時こそ
馬鹿な事を考えてしまうのが男の中の男。
そういや彼女のワンピースも
不思議とさくらんぼの模様にも見えてきてしまった。
なんてエンターテイメントな彼女なんだ。
それでも変な汗がじっとりと身体に張り付く。
「もういいいかいいいいいッ」
彼女が奇声をあげ、彼の元に飛びつく。
彼は倒れこみ、ふと手を見ると血で染まっている事に気付いた。
意識が遠のいていく中で馬乗りになっている彼女の姿がぼんやりと見える。
「もういいかい」
データ石浜