居酒屋の水曜で泳ぐ魚たち

一人居酒屋をたまにする。結構好きだ。一人で自分の食べたい物を注文しゆっくりと食べる。誰かがいないと寂しいとかそういうのはない。むしろいないからこそいい。海鮮系の居酒屋に入った。入口に水槽っじゃなくていけすっ!それだ。あったんですよ。元気に魚が泳いでいたんですよ。

カウンターに座って、いけすに入った魚たちを見るとなんだか虚しくなってきて「はぁ~俺は今からコイツらを食べようとしているのか。酒を飲みながら。」なかなか注文出来ねぇ。そもそもなんで居酒屋にいけすがあるんだ。ウチはこんなに新鮮な魚がいてその場でさばきますよってなんかね、なんか心が痛いぜ。

これがさ、マスターや寿司屋で今日は目の前でさばきますよと俺らの目に届かないところから取り出すならまだしもさアミを使って暴れる魚を取り出し「いやぁ今日は活きがいいよっ!」そんなの魚からしたら「ひやぁぁっぁぁぁぁっ」だよ。間違いねぇ。

ファインディング・ニモ思い出したもん。きっとみんな脱走考えてるよ。いやむしろアミで捕まって仲間がさばかれ、人間が「美味しいよ」と笑いながら食事しているシーンを魚たちは口をパクパクしながら何考えてんだろ。

データ石浜