なんだ この始まりはっ。
虚航船団を読み始めた。冒頭わずか3行で心を奪われてしまった俺はえらい小説を読み始めてしまったなと、それは感動でもあり、はたまたこの小説を俺は理解出来るのか。と様々な考えを抱いた。あまりにも衝撃的な始まりだったためその3行だけ書いておこう。
まずはコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。針のつけ根がゆるんでいたので完全な円を描けなかったが自分ではそれを円だと信じ込んでいた。彼は両脚を屈伸できる中コンパスである。
その後に、糊が登場するのだが、その説明に思わず笑ってしまった。読みながら俺の頭の中にあるい今まで出会ってきた「糊」という物体を思い出しながら。そう書くか!なんて表現!とこんな本に出会ってしまうと、嬉しい半面辛い。
580ページ程あるこの本にはこれからどんな内容が書かれているのか。読み終わった時に俺は一体どうなってしまっているのだろうか?まだ30ページしか読んでいないが蛹から蝶になるようにすこぶる進化をしてしまいそうな感じがしつつも蝶にはなれずに蛹のまま結局何だったんだ?と不完全燃焼してしまう可能性もなくはない。
データ石浜