~のようだ。

小説を読んでいると、~のようだ。という表現がある。これがまた、くぅはぁ!そんな例えする!?と本の内容よりも~のようだ、の内容の方が強烈な印象になって頭に残ってしまう事がある。

朝井リョウさんの「スペードの3」の中にもこんな表現がある。
ぐるんぐるんと回る乾燥機の中で、さきほど余すことなく踏みつぶした布団が楽しそうに踊っている。右向きに三回回転したかと思えば、今度は左向きに三回。安全な大人のてのひらで、たかいたかいをしてもらっている子どもみたいだ。 ※「スペードの3」から抜粋

布団が楽しそうに踊っている。これで終わりとすると、なるほどね~という感想までなんだけど、乾燥機の布団を「子供」にすると、くぅはぁ~!と俺の考えの中になかった表現が頭の中にブチ込まれしばらく脳が「ちょっと待って」と先を読ましてくれない。

脳が興奮している・・・ムンムンとムラムラとコレ以上やめてよ~!と。いやしかしこの興奮を覚えてしまうと更なる興奮と求めてしまうのが人間の性なんだぜぇ~。

データ石浜