「あ」さん
最近、「あ」さんという名前の知らない人に出会った。
話す際に絶対に「あ、」というので俺が「あ」さんと読んでいる。
もちろん本人は知らないし、そう読んだ事もない。
心の中だけだ。
「あ、そうですね」
「あ、じゃあこうしませんか」
「あ、僕は」
「あ、」が邪魔で仕方がない。
なぜここまで「あ、」と言ってしまうのか?
本人からしたら対して意識はしていないと思う。
「あ」というのは日本語の中で一番簡単に発する事ができる言葉らしい。
きっと赤ちゃんが初めて言葉を発する時は「あう~」のはずだ。
疲れきった体にビールを流し込んだ際
「あ~上手い」と必ず「あ」が最初に出てくる。
そうか、きっと「あ」さんは
誰かに何かを言われた時に何か返答しなきゃと気持ちが焦るばかりに思わず
「あ、」が出てしまうのか。そしてその後に自分の考えを言う。うむうむ。
めんどくせーな。
データ石浜