一昨年に新経営陣が就任。
前経営陣の糞放漫経営のウミを出し切る決算を行い、11桁の赤を計上したのは、記憶に新しいところです。
普通に考えて債務超過から回復することは難しく、新ルールにより、3年後のJFL降格は確定的ですが、フロントが、「J1昇格がなんとかなるかも」と、寝言を言っているのが不気味です。
とりあえず3月の決算に注目しましょう。
Jリーグからも5億の借金があり、先日3億返済の報道がありましたが、今シーズン中に残り2億を返済出来ないと、勝ち点10剥奪となります。
さて、このようなド貧乏チームは、経費節減がポイントとなります。
★重要point「バス移動となる、バトルオブ九州で、アウェイ大分に勝ち無し」
数年前、アイスランドの火山が噴火して飛行機が飛ばないために、バルサが8時間かけてミラノにバス移動してゲームに臨んだことがありました。
0-3でコテンパンに負かされたバルサの選手の談話は
「疲労でサッカーどころじゃなかった」
このことにより、totoファンの間では、J2貧乏チームの移動方法が注目の的になったのでした。
バス移動と思われる、バトルオブ九州のアウェイ大分のこの2年の成績
北九0-0大分△
熊本0-0大分△
福岡2-1大分●
鳥栖0-0大分△
鳥栖2-1大分●
熊本2-1大分●
北九3-0大分●
3分4敗、2011年は3連敗。
大分は、2011シーズンは、J2優勝のFC東京に1勝1分と勝ち越しており、決して弱いチームではないです。
すなわち、バス移動がモロに響いて九州内では弱いということ(独断失礼)。
今シーズンもこの傾向は狙い撃ちしたいですね。
なお、この2年間、大分はバトルオブ九州のホームでも勝ちはありませんが、こちらは根拠が無いので、単なる巡り合わせと見ます。
田坂監督ですが、現有戦力を最大限に活かすべく、現実的なサッカーを行う監督で、シーズン中に何度もフォーメーションを変更します。
その度に、相手チームはスカウティングをハズされて負かされますので、連敗中でもいきなり強豪に勝つこともあります。
今シーズンは、恐らく5バックドン引きカウンターサッカーからの始動と見ますが、西と高松(デカモリシ)さえ居れば成立します。
押し込まれる展開は「大分ペース」と一応見ておきたいです。
前田が欠けて、逆にポゼッション出来そうな相手には、カウンターを喰らいそう。
練習試合で、戦術を見てから色々と判断したいチームです。
開幕の予想は現時点では困難。