昨年の春先には、開幕ダッシュに成功。
オーロイ、深井、佐藤勇人ら、圧倒的な攻撃力で、FC東京とともに2強と呼ばれました。


特にオーロイの攻撃力は問答無用で、圧巻は春先の対FC東京戦の3-0の勝利でした。


北欧の巨人オーロイは、我が国の厳しい猛暑で酷い夏負けになると、その後、怪我を理由に試合に登場しなくなります。


それとともにチームはアウェイで全く勝てなくなり、よせばいいのに監督をドワイトから神戸に替えて完全終了。


今年は木山監督でのリスタートになります。


今年は、昨年猛威を奮ったJ2二大ロングスロー(もうひとつは鳥栖の藤田→豊田)のオーロイの相方ミリガンを欠きますが、オーロイを中心に開幕ダッシュ成功と見ます。


ポイントは、佐藤勇人、佐藤健太郎のボランチコンビの「シュガーズ」で、J2なら中盤は圧倒すると見ます。


一方で、後ろ四人がヌルく、口だけ番長の木山監督が「攻撃サッカー」を宣言していますが、今年はそれに特化せざるを得ない状況になっていて、生まれて初めて宣言通りのサッカーをやりそうです。


J2中位以下との対戦では、ロングボールをSBの裏に蹴られることが多そうで(シュガーズを相手にしないため)、昨年同様、嘘のような取りこぼしもあるでしょう。


基本パターンは春先はそこそこ信頼、夏以降のアウェイは負け優先になりそう。


木山監督のコンニャクサッカー振りは、城福監督以上ですので、ちょっと負けるとサッカーを変えてくることも頭の隅に入れておきましょう。


今のサッカーは、J2でもスカウティングを最大限に重視しているため、スカウティングをハズされると、脆い負け方をするチームが多いです。


「サッカーを変えてくる」こと自体が、有効な戦術になりますので、気まぐれ木山監督の試合後のインタビューにも注意したいです。


開幕はダッシュで。