こんにちは。今回は「阪神2026・ブルペン編」!
テーマはズバリ、“抑えが誰か”より「7回以降の枚数」です。

先に結論だけ言うと、ブルペンは「固定」より「回せる層」が勝ち筋。
1人に背負わせるより、状態の良い投手を日替わりで当てられる方が、長いシーズンは強い。


今回の見方:Rate180って何?(初心者向け)

今回の指標はシンプルに整理します。
投手WAR = Rate180 ×(IP / 180)
Rate180は「180回投げたら、どれくらいWARを稼ぐ強さ?」の目安。
つまり、Rate180が高いほど“短い回で勝ちに効く”という見方になります。


ブルペンIPの“地図”(役割で割る)

ブルペンは、ざっくり「勝ちパ」「中継ぎ(谷間・つなぎ)」「若手保険」に分けてIP配分を見ます。
ここが整理できると、1年間の運用が一気にイメージしやすくなります。

今回の想定では、勝ちパ(終盤候補8枚)でIP340・WAR4.59
中継ぎがIP110・WAR0.63、若手保険がIP47・WAR0.14。
合計IPは497。
要するに、勝ち筋は“終盤の厚み”で作る設計です。


結論:抑え固定より「7回以降の枚数」

抑えを1人に固定して安心…よりも、状態で回せる=負担分散が安定。
さらに、タイプが違う投手が揃うと継投の選択肢が増えます。


勝ちパ候補8枚:誰が“強い”枠?(IP×Rate180×WAR)

ここからが本題。
8人を「IP(起用量)」「Rate180(強さ)」「WAR(合計貢献)」で並べて、終盤設計を見ます。

  • 桐敷:高いRate180で勝ちパの中心に。
  • 石井:今年のインパクトは大。終盤の軸として期待。
  • 及川:左の強み。相手の並びで価値が上がるタイプ。
  • 湯浅:復帰がハマると一気に厚みが増える。
  • 岩崎:数字以上に“試合を壊さない”強み。運用の安定剤。

新外国人(知らない人向けに超ざっくり)

新外国人は「当たれば一気に勝ち筋が増える」一方で、適応・コンディション・役割でブレやすい枠。
今回は“特徴”だけ超ざっくり整理します(細かい成績は追わず、イメージ優先)。

  • モレッタ:決め球で押し切るタイプ(短い回で勝負)。
  • ラグズデール:球種で引き出して打ち取るタイプ(継投でハマると強い)。
  • ドリス:シンカー×スプリット系でゴロを狙うイメージ(ハマれば終盤が締まる)。

※新外国人は“未知数”前提。最初から背負わせすぎず、状態を見ながら役割を寄せるのが現実的です。


Rate180ランキング:ここは誤解されやすいポイント

Rate180は「強さの目安」ですが、実際の貢献(WAR)は “強さ×投げる量(IP)”で決まります。
なので、Rate180の順位=そのまま序列ではありません。

「石井・及川がすごかったのに、桐敷が1位?」への説明

ここ、信ぴょう性の肝なので文章で補足します。
今回のRate180は“今季の印象”だけで決めていない想定です。
(投球回・起用・ブレやすさも含めて)見込みのWARとIPから、180回換算に正規化した結果として、桐敷が上に出ています。

ただし、2.31付近はほぼ僅差で、実戦では相性・状態・登板間隔で普通に入れ替わります。
そして何より、石井・及川の“今年の凄さ”は否定しません
ここは「数字の見方(正規化)」の話で、現場の価値は別軸で上がり得る、という整理です。

「ドリスが高すぎ問題」について

以前の数値が高く出すぎた件は、前提(想定IPや換算の置き方)でブレた可能性が高いです。
今回は、ドリス:Rate180 2.50 / IP20 / WAR0.28として、現実寄りに調整。
“万能エース”扱いではなく、ハマれば終盤が締まる「上振れ枠」として見るのが安全です。


まとめ:ブルペンは「枚数」で勝つ

抑え論争は盛り上がるけど、優勝確率を動かすのは結局ここ。
「7回以降に、勝ちを取り切れる腕が何枚あるか」
阪神の強みは、そこを“8枚”で作りにいける可能性がある点です。

次回は(コメントが伸びるやつ)ショート&二遊間編
“打力”だけじゃなく失点抑止まで含めて、最適解を整理します。


※本記事は、シーズン前の見立て(推定/仮置き)を含むシミュレーションです。
実際の起用・状態・ケガ・新外国人の適応で結果は大きく変動します。