こんにちは。今回は「FIREを目指しているのに、なぜか途中で“退場”してしまう人が多い」というテーマを、できるだけ実務的に整理します。
結論:FIREは“当てるゲーム”ではなく、「退場しない設計」のゲームです。
暴落そのものは避けられませんが、退場(売却・積立停止・資金繰りで売らされる)は仕組みで減らせます。
※この記事は一般論です。家計状況(雇用、家族構成、支出の固定度など)により最適解は変わります。
まず結論:FIREは「退場しない設計」のゲーム
ここで言う「退場」とは、ざっくり言うと次の状態です。
- 怖くなって売ってしまう(特に下落局面)
- 積立を止めてしまう
- 生活イベントで資金が足りず、売らされる
退場がキツい理由:複利レースから脱落しやすい
退場が怖いのは、下落そのものより、回復局面に乗りにくくなるからです。
よくある最悪パターンは、これ。
- 下落で怖くなって売る
- その後に戻り始めても「怖くて買えない」
- 結果、かなり上がってから再参入(高値づかみ気味)
だから狙うべきは、予想の精度より「市場に残り続ける仕組み」です。
※図や例はイメージで、年率を保証するものではありません。
地雷①:生活防衛資金が薄い(現金が足りない)
相場の下落と、生活イベント(転職・病気・家電買い替え・車検など)が重なると、“安いところで売らされる”リスクが上がります。
対策は超シンプル:
- 口座を分ける(防衛資金は投資口座と別枠)
- まず「月の生活費」を把握する
- その上で、自分に合う「月数の目安」を決める(雇用・家族・支出で変動)
現金はリターン目的というより、判断力と選択肢を守る保険です。
地雷②:売買しすぎ(当てにいくほどブレる)
売買回数が増えるほど、どうしても判断ミスと感情が入りやすくなります。
特に危ないのが「市場の出入り」を繰り返すこと。
急に上がる日(急騰日)を取り逃しやすい上に、感情売買で再参入が遅れることが多いです。
おすすめの実務ルール:
- 積立:自動化(触らない)
- リバランス:年1回 もしくは 閾値(例:±5%)など機械的に
やることを減らすほど、長期では強いです。
地雷③:株100%固定(握力不足だと折れる)
株100%が“悪”という話ではありません。
ただ、下落局面で家計とメンタルが先に折れる人が一定数います。
そして最悪ムーブになりやすいのが、積立停止。
考え方:配分の正解探しより、「継続できる配分」が正解です。
- 攻め:株多め
- バランス:株7割前後
- 守り:債券・現金厚め
※数字はあくまで例。大事なのは、下落局面でもルール通り続けられるか。
まとめ:退場しないための4ルール(保存版)
最後に、今日の内容を「実務ルール」に落とします。
- 防衛資金を確保してから投資
- 積立は自動化(触らない)
- リバランスは年1回 or 閾値で機械的に
- 暴落時は「いつも通り」か「ルール通り」
今日やるチェック(5つ)
- 月の生活費を把握した?
- 防衛資金の別口座を作った?
- 積立は自動化した?
- リバランス条件(年1回 or 閾値)を決めた?
- 暴落時の行動を“ルール化”した?
コメントで「あなたの防衛資金ルール」「リバランスのルール」もぜひ教えてください。
免責:本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や売買指示ではありません。投資には元本割れ等のリスクがあり、成果は市場環境・手数料・税制・為替・個人の状況等により変動します。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。




